
1 この記事の概要について
剛樹のスタンディング深海用のロッド、「スタンディングディープ195SS(STD-D195SS)」の使用感(インプレ)について紹介しています。
2021年にスタンディングディープ195S((STD-D195S))の予備として、導入しイシナギを3匹釣り上げました。
2 使用感(インプレ)について
剛樹のスタンディングディープ195SS(STD-D195SS)は、メーカーのHP等では、キンメやアコウダイ等をシーボーグの800番以上やビーストマスターの6000番以上の中型電動リールで狙うための竿として紹介されています。
しかしながら、私は、この竿をイシナギ用で使っています。
その理由等については、下記のリンクを参照されて下さい。
スタンディングディープ195S(STD-D195S)の使用感(インプレ)について
→ https://tyokinbako9901.jp/archives/1485
この竿の特徴として、錘を350号までぶら下げて使用しましたが、キンメ狙いなら350号までは使えるけど、錘負荷最大の400号では少し辛いかなと思いました。
イシナギ釣りでは、主に250号を使用しますが、300号も使うことがあります。
イシナギ釣りでこの竿を使っていて気付いたことですが、スタンディングディープ195S(STD-D195S)に比べて、やや穂先が柔らかいためか、300号を使うと、竿先に細かい振動が伝わりやすくなり、かえって魚の当たりかどうか迷ってしまい、根掛かりがスタンディングディープ195S(STD-D195S)に比べて多くなる傾向がありました。

いろいろな竿を数百本程使ってきましたが、この竿はかなり特殊です。
メーカーもこのような使い方を想定していないと思いますが、この竿自体、バット部分がマジックバイトのM相当の強度があるので、穂先が比較的硬めだが、柔らかさもあり、当たりを弾くことも少ないので、イシナギ釣りには最適です。
当初は、食い込みを少しよ良くたいので導入しましたが、竿先に情報が出すぎて(敏感で)、迷うことが多いので、イシナギ釣りでは、やはりスタンディングディープ195S(STD-D195S)をメインにして、この竿は、サブ的に使う方が良いかなと思いました。

一応、下記のリンクで、今年のイシナギ釣行時の使用感について紹介しています。
イシナギ3本目 リンク先→ https://tyokinbako9901.jp/archives/1492
イシナギ4本目 リンク先→ https://tyokinbako9901.jp/archives/1499
イシナギ5本目 リンク先→ https://tyokinbako9901.jp/archives/1503
実際にやり取りをしていると、スタンディングディープ195S(STD-D195S)に比べて、この竿の方は、突っ込みの際に、衝撃を竿が吸収してくれるので、20キロクラスのものならば、安心感がありました。
正直言って、スタンディングディープ195S(STD-D195S)と同様、キンメやアコウでシーボーグを使うことを想定したと言っても、深海釣りに使うよりも、泳がせのスタンディング向けだと思います。
勿論、長さが長いだけに、スタンディングでリフトするのはかなり大変です。
実際に50キロオーバーのイシナギを釣った時は、スタンディングディープ195S(STD-D195S)でやりましたが、かなり大変でした。
一応その時の記事を紹介します。
リンク先 → https://tyokinbako9901.jp/archives/1106
結論として、良い竿だけど、特殊すぎてイシナギ等の泳がせや東北等のタラ釣り等ぐらいにしか使い途がないと思います。
北海道のタラ釣り等 リンク先 → https://tyokinbako9901.jp/archives/569
→ https://tyokinbako9901.jp/archives/620