1 この記事の概要について

 伊豆の須崎からキンメダイ釣りに出港する番匠高宮丸さんでの8月上旬の釣行記事です。

 今回も新島周辺でキンメダイを狙いました。

2 使用したタックルについて

 〇 竿:剛樹 番匠高宮丸スペシャルエディション206S

 〇 リール:ミヤマエ コマンドZ9 キンメSPECIAL(24V)

 〇 道糸:PE12号1400m、リーダー:ナイロン40号(6m) 

 〇 錘:鉄筋錘2キロ(船宿支給)、仕掛け15~20本鈎

今回の使用タックル

3 釣行当日の状況について

 8月6日、今回も伊豆のキンメダイ釣りに行きました。下田市須崎からキンメダイ釣りで出港している有名な「番匠高宮丸(https://www.banjyotakamiya.com/)」さんにまたお世話になりました。

こちらの船は、船長も常連さんも親切な方が多く、初心者の方にも丁寧に釣り方を教えてくれて、とてもおススメの船です。

今回は4人乗船で、船長も竿を出し、5人での釣りでした。

今回も舳から3番目の釣り座でした。

当日も1時間程新島の方へ船を走らせて、それから第1投となりました。

  台風接近の影響も若干あり、波とうねりが多少ありました。

  今回は4投目ぐらいに全員にヒットするぐらいで、全体的にはポツポツヒットし、数が付く時もあれば、一番下の針のみに魚が付くような状況であり、微妙な釣果となりました。

4投目で4点掛け

 今回びっくりしたのは、ミヨシの方が投入した時に、75mぐらいで仕掛けが入って行かなくなり、何事かと見ていると、なんとシイラの7点掛けでした。

 サバの針数とかは見たことがありましたが、シイラは初めてでした。

 今回は、前回と同様にイカの短冊(足も含む。)を使いましたが、やはりカツオのハラモやサケの皮に比べると、若干食い渋りには良くなかったです。

 船長に聞いて見ると、新島周辺海域は、カツオのハラモやサケの皮が一番良いらしく、イカは当たり外れがあるとのことで、勝浦等の外房のキンメと違い、イカが良いとは一概に言えないということがわかり、じ後の釣行の参考になる有意義な釣行となりました。

 ちなみに、今回釣れたキンメのベイトは深海性のエビでした。(サクラエビの仲間?)

キンメが吐き出したベイトの深海性のエビ

 今回は最大1.9キロ程の物が釣れ、途中サメに仕掛けごと(キンメが数匹付いた状態)やられたため、数は少なかったもののお土産の確保ができて良かったです。

 今回釣れたキンメは、卵や白子が詰まっていたので、キンメの産卵時期も外房とは少し時期に差があるのかなと思いました。

 次回は今回の釣行の反省を生かして、北海道の仲間達に送れるようにもっと大きなキンメと数を釣りたいです。

 今回乗船した番匠高宮丸さんでは、レンタルタックルも常備しているので、マイタックルを持っていない人でも気軽にキンメダイ釣りを楽しめます。

(フルレンタル+乗船料で33000円程、乗船料のみ(タックル・仕掛けとエサ持参)なら2万円程)

 今回もダイワのシーボーグ1200を使用している方とご一緒させてもらいましたが、高切れを少しでもするとそこで続行できなくなるので、非常に根起こしするときに不安がられていました。

 また、糸が800m以上出さねばならない状況も生起して、糸巻き量がコマンドに比べて圧倒的に少なく、やはりこの新島周辺のキンメではシーボーグ1200を使用する場合は、予備でもう1台必要だなと思いました。

 特に、今回見たのは、24Vの船用の電源に12Vのリールをつなげようとしたりしていたので、リールの破損等の可能性も生起するので、個人的にはしっかりとした道具(コマンドシリーズ)を準備した方が良いなと改めて感じました。

 個人的には深海釣りを気軽に始められるようにというダイワの考え方は良いとは思いますが、デメリットをしっかりと提示しないその態度は、相変わらず最近のダイワはダメだなと思います。

 売ってしまえば終わり、釣具業界のネタも切れつつあるから、人のアイデアをパクるとか、最近のダイワの態度やテスターの質もかなり落ちていると感じています。(男尊女卑発言で炎上する老害テスターもいますし)

 知識がない人にとっては、メーカーの広告等を参考にするので、そのような人たちが道具を購入して、その道具じゃダメだよと釣り場で言われて嫌な思いをしている人達を全国各地の釣行で見てきたこともあり、私は自分が情報発信している媒体でははっきりと断言しています。

 釣り業界の未来を考えるなら、売ったら終わりではなく、人を育てるということも業界を引っ張るメーカーは考えてもらいたいと考えています。