1 この記事の概要について

  シマノのビーストマスター3000EJの使用感(インプレ、口コミ)について紹介しています。

  このリールは今までいろいろな電動リールを使用してきましたが、全てのリールの中で最高と感じるものでした。(故障さえなければ)

2 使用した感想

  初期設定などいろいろなことをやってみたので、その使用感について紹介します。

  ※実釣時の記事について

   その1 1号機の故障記事 →  https://tyokinbako9901.jp/archives/

   その2 2号機の故障記事 → https://tyokinbako9901.jp/archives/1601

  まず、スペックについてはメーカーのHPを参照して下さい。

  その辺の実際に買ってもいないのに、カタログスペックのコピペみたいな記事を書くつもりもないので。

  このリールの特筆すべき点の一つとしては、軽さにあります。

  軽さと剛性の両立がこのリールの特徴の一つです。

左が3000MD、右が3000EJです。

上の画像を見てもらえば一目でわかりますが左の3000MDに比べて、一回り小さいです。

サイズが小さいものの、糸巻き量は同じです。

ちなみに、6号300mのスペックなので、よつあみのオムニウムの3号を600mある程度テンションを掛けて巻いてもらいましたが、パンパンでラインを通すのがかなり大変でした。

(リーダーはギリギリ通せるものの、糸を通すワインダーの部分が見えないので大変)

糸巻き量は、適正なところとしては、3号550mぐらいが妥当なところです。

 続いて、機能について紹介します。

 まず、ビーストマスター3000MDのような従来のシマノのリールに比べ、ゼロ設定と棚メモリーのボタンが別になっているので、非常に使い易いです。

こちらは従来のボタン配置、真ん中のボタンの長押しかそうでないかでゼロ設定か棚メモを使い分けます。
こちらが3000EJのもの、ゼロ設定と棚メモのボタンが上下に分かれておりとても便利

 続いて、この機種に搭載されたEJモードについて説明していきます。

 まず、「セレクトメニュー」のボタンを長押しすると、EJモードのON/OFF等の表示が出ます。

 この時注意しなければならないのは、EJモードにすると、回収時間等の機能が使えなくなります。

EJモードの使用選択、探見丸の設定もここからできます。

この画像で見てもらいたいのが、EJモードがONになっているので、超微速の機能が使用不可となっています。

EJモードの場合、その他の機能も使用に制限を受けます。

特に、注意すべきなのは、EJモードのON/OFFの切り替えを行うと、回収時間等の機能がリセットされOFFになるものもあります。

通常のエサ釣り等で使う場合は、最初のメニュー画面で、EJモードをOFFにすれば良いです。

EJモードをエサ釣りで使うのは、あまり向かないような感じです。

EJモードについて説明していきます。

かなりこれはわかり辛いのですが、この機種になってから、巻きの速度やリズムなどに加え、しゃくる強さ(インパクト)が追加されています。

筆者は電動ジギング歴16年ですが、ピックアップボタンを押すだけで、プログラミング設定した動作を行ってくれるので、ロッドホルダーにおいて、大昔のジギングで使われていたような長い竿を使って置き竿ジギングも良さそうと感じました。

この設定は、実際に一度海に出て設定する方が正確性が上がると思います。速度のみの調整は楽なので現場でやれば良いです。

上の画像のACCと表示されているのが、インパクトの強さ(しゃくる強さ)だそうです。

L→M→Hの3段階調整が可能です。

また、紹介するまでもないのですが、探見丸表示はすごく便利です。

ご年配の方以外は、この液晶で事足りると思います。(探見丸を持っていくと整備が大変なので、最近は使いません。)

3000MDの画像、EJも同様に映ります。

3 まとめ

   ジギングに使用しない人でも軽くて、剛性があり、非常に使い易いのでおススメのリールです。

   3000MDが大物の泳がせ用なら、こちらは汎用性を重視した万能リールです。

   そんなリールが10万ちょっととはかなりお得だと思いました。

   画像のハンドルは、リブレのBJ75-83というチタンノブの物に交換しています。

   純正品ではありませんのでご注意を。

リブレのハンドルはいろいろな長さやノブがあり、しかもかっこいいのでおススメ(強度もあり)

   電動リールのカスタムハンドルとしては、剛樹のハンドルを使っている人も多いですが、リブレのハンドルもお勧めです。

   昨年から50キロ超のイシナギをはじめ、イシナギを18本上げていますが、ハンドルが壊れたり、変形するようなことがありません。

   (イシナギは昨年と今年、外房勝浦の基吉丸さんで一番釣っています。(昨年13本、今年5本))

   特に、このハンドルは軽く剛性があるので、ハンドルはリブレ一択だと思います

   このリールの実釣編は、南房総のアカムツ、水深250mがデビュー戦になります。

   また、実釣後のインプレを紹介します。

4 その他

   これをやると大変なことになるというのが、デモモードの選択です。

ONにしたら完全フリーズしました。

   私の機種だけかもしれませんが、デモモードをオンにしたらフリーズして操作不能になりました。

   電源を抜いたら直りましたが、デモモードは触らない方が良いと思われます。

   結局、保有している2台ともこの状態になり、どちらもカウンター表示が変化せず、電動巻き上げ不能になりました。

5 追 

   実釣時の使用感と初期不良故障発生した記事について(壊れすぎ)

 → https://tyokinbako9901.jp/archives/1589

 →  https://tyokinbako9901.jp/archives/1601

 ※11月4日にシマノHPからリコールのお知らせが出るそうです。