1 この記事の概要について
千葉県南房総の洲崎沖でのジギングとタイラバの釣行について紹介しています。
今回の釣り場は、水深は約40~75m程で、コマセ真鯛釣りのエリアでの釣りでした。
2 使用したタックルについて
【ジギング用①】
〇 竿:タカミテクノス MOZ light zero 3番
〇 リール:22ブルーヘブンL30 OGM ハイギア
〇 道糸:PE1.7号1200m、リーダー:フロロ8号3ヒロ
〇 ジグ:120g~150g
【ジギング用②】
〇 竿:タカミテクノス MOZ 636SBG カスタムモデル(ブルー)(ダブルフット)
〇 リール:22ブルーヘブンL80 OGM ハイギア
〇 道糸:PE2号1200m、リーダー:フロロ8号3ヒロ
〇 ジグ:200g
【ジギング用③】
〇 竿:タカミテクノス MOZ 636SBG カスタムモデル(ワイン)(ダブルフット)
〇 リール:22ブルーヘブンL80 OGM パワーギア
〇 道糸:PE2号1200m、リーダー:フロロ8号3ヒロ
〇 ジグ:200g
【タイラバ用】
〇 竿:炎月プレミアム S610MH
〇 リール:シマノ 22ステラ4000M(PG)
〇 道糸:PE1.2号300m、リーダー:フロロ4号6m
〇 タイラバ:タングステン120g、タイラバ用のワーム使用
3 釣行当日の状況について
4月28日(金)、南房総の館山市にある赤沼丸さん(https://akanuma-maru.com/)に午前のルアー船でお世話になりました。
今回は、元々仲間内のベニアコウの予定でしたが、人数が多くなったため、今年は私がたくさん釣っていることもあり、他の人に譲ることにして、赤沼丸さんでジギング・タイラバで遊びたいと思い伺いました。
今回は、通常であればいつも港を出て南の布良沖に行くのですが、西側の三浦半島の方に向かいました。
最初はどこに行くのかなと思いつつ、周りを見ていると、段々とコマセ真鯛船が集まって来て、結局同じ場所で釣ることになりました。
過去に何度も経験がありますが、コマセ釣りのエリアでのジギングやタイラバはほぼ絶対に釣れません。
これはほぼ例外がなく、今までで1度のみ結果を出すことができただけです。
攻略の仕方はあるのですが、非常に難しいです。
ポイントに到着後、水深70mの所でタイラバを落とすと、二枚潮のようで、巻きが安定しません。
上潮が速く、下の潮が非常にゆっくりでヘッドの重さも単に重たくすれば良いというものではありません。
結局、当初は鉛のヘッド150gでしていたものの、潮の影響を考えてタングステンの120gに変更しました。
開始して2時間程全く当たりがなく、船団から離れた場所に移動し、ジグを落としたところ、底から10m上げたところで、仕掛けをひったくられました。
恐らくカンパチの小さいのと思い、慎重に上げて来ると、案の定1キロちょっとのかわいいカンパチでした。
今回タイラバはダメと切り捨て、ジギングで青物がヒットすればラッキーと思い、完全に割り切っていたのが良かったです。
その後、フォールでチカメキントキが当たり、それから当たりが途絶えました。
他の人にもチカメキントキとヒラソウダが釣れましたが、非常に渋い状況でした。
時合は一瞬だと事前に予想していたものの、本当にこの時間帯だけヒットが集中しました。
こちらのポイントで釣れなくなったので、またコマセ真鯛のポイントに移動し、続行しました。
コマセ釣りのエリアでの攻略法として、以前成功したのが、コマセのオキアミと同調するような速度で巻くことにより、ヒットさせることができました。
ただし、この巻き方は非常にシビアで、棚が絞れません。(コマセの中に仕掛けを入れて食わせるような感じのため、棚が底から何mまでというものではない。)
何にせよ、攻略法というものの、ヒットする確率が極端に低く、普通に巻いただけでは食いません。
そのような中で、何とか潮の速さ等から巻き速度等を調整してタイラバもレバーブレーキのスピニングタイラバでフレアリーフが付いたノーマルタイプのタイラバで狙うもチャリコの当たりが2度あった程度でした。
残り30分程になり、根魚のポイントに行くということで、ウッカリカサゴを主体に狙おうと思いタイラバワーム付きに交換すると、着底後魚の食い込む気配があったので、しっかりと食わせてから巻くと、ウッカリカサゴらしき当たりが来ました。
釣れたのは案の定ウッカリカサゴで、煮付けサイズのものでした。
他の人にも釣れるものの、リリースサイズの物でそのまま目ぼしい当たりがなく12時30分頃に終了となりました。
今回はまさかのコマセ釣りのエリアでのタイラバ・ジギングで非常に難しかったですが、何とかおかずは確保できたので良かったです。
次回は一応、どんな状況になっても大丈夫なようにSLJの少し強いタックルを持って行こうかなと思いました。(新型の23ソルティガ6000Hも使いたいので)
何にせよやはりコマセ釣りのエリアでのタイラバは非常に難しく、非常に高い精度が問われるので、難しいですが、考えさせられるから楽しいです。
次回はイシナギが終わってからの釣行となると思いますが、この海域の釣りを楽しんでいきたいと思います。