1 この記事の概要について

 南房総の鴨川にある渡辺丸さんでのクロムツ~ヤリイカのリレー釣行の記事です。

 当日は、クロムツを鴨川沖で、ヤリイカを勝浦沖の水深180m~200前後の場所で狙いました。

 ※なお、この記事は非常に当日の釣行で憤りを感じたため、愚痴が多くなっています。

2 使用したタックルについて

 【クロムツ】

 〇 竿:剛樹 マジックバイトRR18

 〇 リール:シマノ 22ビーストマスター2000EJ

 〇 道糸:PE3号500m、リーダー:ナイロン14号5m

 〇 錘:150号(スカリーブラック)

 〇 仕掛け:市販品のヤマシタ社製品等を使用

 【イカ用タックル①】

 〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス195H(カスタムタイプ)

 〇 リール:シマノ 22ビーストマスター2000EJ、21ビーストマスター3000EJ

 〇 道糸:PE3号500m、リーダー:ナイロン14号5m

 〇 錘:150号(スカリーブラック)~180号

 〇 仕掛け:プラヅノ11センチ

 【イカ用タックル②】

 〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス155H

 〇 リール:ダイワ 22シーボーグG300J-L

 〇 道糸:PE3号400m、リーダー:ナイロン12号5m

3 釣行当日の状況について

 3月19日、今回はクロムツ~ヤリイカのリレー釣行で、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)さんへお世話になりました。

 当日は、4時頃に出港し、まずはクロムツを狙い、それからヤリイカと言う流れでした。

 まず、当日は一番早く着いたにもかかわらず、釣り座の指定がミヨシとミヨシから2番目のいずれかを指定されました。

 元々、当日は時化ることが予想されていたので、ミヨシは絶対にイカが落ちて釣りにならないとわかっており、今回の釣果は案の定、ミヨシは全く釣りにならず、艫はイカが落ちることがなく、釣果を伸ばすことができていました。

 私は、この船ではかなりの回数通っており、常連なのですが、最近では船長が予約人数を間違えて、かつ指定時間より1時間以上も早く出港し、放置プレーをされたりしました。

 加えて、今回のような時化や無茶をいう高齢の客がいる時等は必ず非常に釣り辛く、釣果が望めない釣り座をあてがわれました。

(オニカサゴの時などは特に酷いです。)

 私は、毎回釣行毎の細かいデータを取っており、この渡辺丸では、1年に1回だけ、一番釣れる釣り座に座ることができていることがわかっています。

(私が若いからと言って、どんだけ常連の扱い酷いのよ・・・、本当に、館山の赤沼丸さんのホスピタリティを見習ってもらいたいわ・・・)

 今回は、いつもメヌケでご一緒させていただいている高齢の常連さんも一緒で、その方をうねりがきついミヨシに座らせるわけにもいかず(前回の釣行時も常連さんはほぼボウズ同然だったので、流石に酷いと思い。)、私が実質一番最悪の釣り座のミヨシを取りました。

 4時に出港後、いつものクロムツの胴付き仕掛けで狙うも、探見丸スクリーンには底付近に僅かな魚影しかなく、つついてもかからない状態から、アジが多いと判断しました。

 実際、この日は船中でクロムツが1匹、アジが数匹釣れました。

 私は、アジ1匹、メダイ1匹でしたが、スミヤキ(クロシビカマス)が全くいなかったので、エサ自体も少ないのかなと感じました。

 クロムツの調子が非常に悪かったので、1時間程でヤリイカに切り替え、鴨川沖でヤリイカを狙いましたが、クロムツの時もかなり厳しかったですが、うねりが酷く、イカが触っても落ちてしまう状況でした。

 あまりに状況が悪かったので、急遽勝浦沖に移動することになり、2時間程かけて勝浦沖に移動しました。

(客の意見を聞かず、独断で移動するのはやめてと言いたい。実際、やっていたら当たり自体もあり、潮も悪くなかったので、続けていても渋いながらも数は取れたと思いました。)

 勝浦沖は案の定、鴨川沖よりも更に大時化で、時折来る大波で、船べりに手をかけて釣りをしないと体勢を保てないぐらいうねりが酷く(3m近く浮くこともあり、危ない状態。)、イカを掛けても、楽釣モード+竿でテンション維持ができないぐらい酷かったです。

 そんな中、何とかヤリイカを釣りましたが、他の人は当たりがわからないというぐらいダメな人が多かったです。

 個人的な感情として、イカを釣るために大して努力もせず、お金もかけていないのに、後から来てなぜか艫に座り、良い釣果でドヤ顔するのには非常に腹が立ちました。(つーか、船長からも私のお気に入りの剛樹の竿がダメみたいな言われ方もされたし、艫の人が使っている極鋭ヤリイカMH175テクの竿は俺も持っていて、日本各地で使ってきて、剛樹の竿よりも劣ることがわかっているわ。(あの竿は感度は良いけど、硬すぎてバレやすい。))

 こちらの道具は、この勝浦沖のイカ釣りのために特化した道具であり、かつ当日の渋い状況でもほぼ全て当たりを捉えイカをかけているのに、釣り座のせいで釣果が望めないのが非常に悔しかったです。

 イカ釣り自体は40分程しかできず、また2時間以上かけて鴨川まで帰港となりました。(当日はほぼクルージングが大半でした。)

 釣果は艫が10ハイ、ミヨシの私が4ハイ、その隣の常連さんが3ハイと目も当てられない状態でした。

自分が艫なら20ハイは釣れた状況でした。(あれだけ当たりがあって、釣れない方がおかしい状況でした。)

 今までは船長の立場を考えて、あまり言わないようにしていましたが、次からははっきりと主張していきたいと思います。(予約が1番最初、当日の到着も1番最初でも最悪の釣り座が多かったため。)

 イカ釣りは、何だかんだで人より釣るために、日本各地で釣ってきて、ご当地の釣り方を学び、それを反映したりして、努力して来たので、釣り方に信念も持たない人達に負けると非常に悔しいです。(イカ道具だけでも、軽自動車の新車が楽に買えるぐらい使っています。)

 周囲の釣り仲間の方達からも酷い同情されていますが、この酷い状況でも一番良い釣り座の人よりも釣るための手段がまだあったのではないかと思います。

 釣り座のせいにすればそこで終わりですが、釣り座の不利を自分の知恵と知識、経験等を総動員して、最適な道具や釣り方を見つければさらに上達できるので、またいろいろと研究していきたいと思います。

 特に、感じたのは従来のイカ釣りのセオリーを崩すコンセプトでやると多分いけると感じました。

 道具立てや仕掛けはほぼコンセプトは完成しているので、後は過去のデータともう2回程のイカ釣りの釣行ができれば完成します。

 今回は、何とか怒りを抑えて大人の対応しましたが、親しき中にも礼儀ありという諺もあるように、お金を払っている以上は客なので、そのように自分の主張をしっかりと今後はしたいと思います。(以前は、お金を取られて船釣り初心者の世話まで見させられそうになったり、針が刺さった客の手当てとかも含めいろいろとさせられたため(ふざけんなよと内心思ってましたが・・・))