1 この記事の概要について
千葉県南房総の白浜沖でのムロアジの落とし込み釣りによるカンパチ釣行等について紹介しています。
今回の釣り場も、洲崎~白浜沖等で水深が約15~50m程の釣り場でした。
2 使用したタックルについて
【泳がせ釣り用(メイン)】
〇 竿:剛樹 パラドックスモロコ3S
〇 リール:ダイワ 24シーボーグG800MJ
〇 道糸:PE6号800m、リーダー:ナイロン30号5m
〇 錘:100号
【エサのアジ釣り用】
〇 竿:剛樹 スタンディングバサラ21SS
〇 リール:シマノ オシアコンクエスト301PG(リブレクランク120)
〇 道糸:PE2号300m、リーダー:ナイロン8号5m
3 釣行当日の状況について
9月15日(日)、カンパチ狙いで、南房総の白浜漁港にある亜美丸さん(https://amimaru.sakura.ne.jp/)にまたお世話になりました。
当日は、4名での出船となり、今回の釣り座は人が少なかったので右舷のミヨシでした。
今回も5時に集合して、準備ができた後に出航し、港の出口で餌のアジ釣りをやりました。
この餌のアジ釣りでは、仕掛けの上部にプラスティックのカゴをつけてその下にサビキ仕掛けを付けてやります。(コマセは船で準備してくれます。)
水深は10m程で、錘は40号を使います。
今回のアジ釣りは、夜明けから活性が高く、すぐにサビキにヒットしてきて、アジを取っている最中には小型のカンパチも多くヒットしてきました。
今回は、人が少なかったので、無理にカンパチの走りを止めずに済んだので、エサのアジ釣りの間に、お土産の1.5キロ程のカンパチを4匹ゲットすることができました。
他の人はカンパチがヒットするものの、ハリスが細いため切られるか、また針が大きすぎてエサのアジが釣れない等ありました。
40分程アジ釣りをしてそれから途中のポイントを2箇所程攻めながら前回と同じポイントに向かいました。
途中のポイントでは、落とし込み釣りをした際のベイトが何かを確認するためにあえて落とし込み釣りの仕掛けでやりましたが、ベイトのカブが全くなく付かなかったり、付いても中型のイサキ等でした。
他の方は1人、途中のポイントで食べごろのカンパチを釣っていました。
ポイント移動をし、当初ムロアジの群れが見えなかったので、中アジを付けて泳がせるも全く当たりなしでした。
ムロアジが入ってきて、通常の落とし込み釣りの仕掛けでやってみるものの、前回と異なり、なかなか付きません。
そこで船長のアドバイス等を参考に、新しい落とし込み釣りのシステムを試したところ、ムロアジが針数ヒットするものの、カンパチが小型のためか食い損じでエサを取られることが多くなりました。
そのような状況が続いている内に竿先が絞り込まれ、今度は確実に飲み込ませてフッキングしました。
落とし込み釣りでやる場合、ドラグを締めすぎると口切れすることもあり、少し緩めにしているとかなり出されます。
今回も使用していた新型のシーボーグG800MJは「液晶内部部品の底部の方にひびが入りやすく、侵入した水分で液晶が結露しやすい→基盤が突然死する。」という爆弾が他のシーボーグシリーズと同様に存在する可能性がありますが、スペック的には巻き上げ能力やドラグも前モデルと比べると向上しています。(値段の方も)
ちなみに上記の状態で基盤が突然死した経験がありますし、上記の状態で修理に何度も出したところ、
その際、ダイワ側はシーボーグ特有なもので、修理できないとの一点張りだったのですが、いつもお世話になっている大手釣具店の方から強く言ってもらうと基盤毎交換されたのが戻ってきました。
それから時は流れ、先日別の個体をメンテに出したところ、上記の特有なものとされていたのは明確に基盤の欠陥ということをメーカー側から回答を受け、その際に他のタックルとこすれて液晶の表面にうっすらの傷があったため、液晶の水滴はそれが原因な意味不明のことを言われました。
ダイワは基本的に対応がいい加減で、金のためにはそのような欠陥への対応を一切しないので、今回もいつもお世話になっている大手釣具店の担当の人に頑張ってもらいましたが、あまりに話し合いが平行線なのでアフターサービスの保証を使って半額で直せるのでそれでやってもらいました。
ダイワの液晶部分や電子基板が故障すると概ね本体価格の4~5割程の金額が部品代としてかかります。
また、過去にダイワにメンテに出して修理完了と言いながらも壊れたまま戻って来たものあったり、組み違えたものもあったりと、出した件数の4割程は何らかの問題があり、送り返しをしています。
特に、電動リールを出した場合、受け取りの際に動作確認をしないと、ダイワの場合、客が壊したと一点張りの主張をしてくるので厄介です。(平気で距離偽装や時間偽装もするので)
シマノの場合、基本的に明らかな欠陥がメーカー側で無償で修理してくれますが、ダイワはテスターもクソ、アフターサービスもクソなので売ったら終わりです。
会社からもらった?ものをダイワのテスターが他の釣り客に安く売るのはその会社の中の話なのでどうも思わないけど、流石に客への対応は問題あるかなと感じます。
ムロアジの落とし込み釣りで掛かったカンパチは、サイズ的にそこまで問題はないかなと判断したので、少しドラグを締めあげ、竿で引き込みを吸収し、上げて来ると4キロ程の食べごろのカンパチでした。(仕掛けが船底の方に入り込む状況)
今回で4回連続キャッチだったので、渋い中でも釣れて良かったです。
新しい落とし込み釣りのシステムで釣れたので、この場所での釣りはこの新しいシステムが一番良いということを実感できました。
1匹釣れたものの、後が続かなかったため、元来たポイントの方を叩きつつ、戻ったものの、その後も船中で全く当たりがなく、11時前に納竿となりました。
今回は落とし込み釣りの新システムをほぼ確立させることができるとともに、食べ頃のカンパチをたくさんゲットできたので良かったです。
帰りがけのポイントで釣る方法もいろいろと解決の糸口も見つけられたので、非常に有意義な釣行でした。
※メモ書き
新システム→落とし込みサビキの上に水中ランプのように港出口で使っていたカゴを付ける。(最初にムロがかかると泳いだ影響でコマセが散るので一石二鳥)
その際、従来の6本鈎ではムロアジの影響で竿先が極端に上下し、カンパチの食い損じが多く発生するので、4本針で様子を見る+120~150号の錘に換える(100号では走りが強く安定しない、ハリスは14号以上とするも16号が良いかと(今回は走らせすぎて船底で切られそうになったため(一番上の針に掛かっていた。→棚は従来の釣りよりも上の可能性大)、理想の竿は、パラドックスの1ランク柔らかい竿で4S相当のが良さそう(長さは2.2mぐらい))
落とし込みサビキの仕掛け長は、3mが適当、一番下に掛かっていると取り込みが大変(竿持ったままで立てて取り込むから(亜美丸の場合))