1 この記事の概要について
南房総の渡辺丸さんでのクロムツ~ヤリイカのリレー釣行記事です。
当日は、クロムツを水深90m~160m前後の場所で、ヤリイカも同様の水深で狙いました。
2 使用したタックルについて
【クロムツ】
〇 竿:剛樹 マジックバイトRR18
〇 リール:シマノ ビーストマスター3000MD
〇 道糸:PE4号500m、リーダー:ナイロン16号5m
〇 錘:150号
〇 仕掛け:市販品のヤマシタ社製品等を使用(エサ→フラッシャー)
【ヤリイカ】
〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス195S
〇 リール:ダイワ 21シーボーグG300J-L
〇 道糸:PE2号、リーダー:ナイロン8号5m
〇 14センチのプラヅノ(青主体)
3 釣行当日の状況について
4月14日、今回は、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)さんでクロムツ~ヤリイカのリレー釣行に行きました。
当日は、3時出港、6時過ぎ頃までクロムツを狙い、それからヤリイカを狙いました。
3時に港を出て30分程走り、それから第1投となりました。
今回は右舷艫で、潮の流れはミヨシからポイントに入っていく流れでした。
いつもの5本針の仕掛けでエサを付けて落としてみると、すぐにクロムツの当たりが出ましたが、反応が底ベタなためか1本ずつしか上がって来ないような状況でした。
また、底潮がほぼ動いておらず、いつもの仕掛けは枝スが60センチもあるので、回収の度、撚れているような状況でした。
毎回長いと思いつつも、面倒くさいので放置してきましたが、次からは40センチにカットし、適正な長さを見つけようと思います。
釣っている内に風向きが変わり、オマツリが多発するようになり、なぜか一番前の人とオマツリをし、仕掛けがダメになったので、フラッシャーサビキに変更しました。
フラッシャーサビキに変更してもエサを付けた針へのヒットが多く、やはり暗い内(水中光量が少ない時)はエサを付けた方が魚にとっては見つけやすいように改めて感じました。
予報とは異なり、風も強い状況で9.6mあるフラッシャーサビキの仕掛けはマグネットがあるような状況でも扱い辛く感じました。
フラッシャーサビキを使う状況では魚は主に底ベタしかいないので、4本鈎にしてやっても良いと思いました。
クロムツの仕掛けとして今のところ完成形として見えて来たのは、フラッシャーサビキ+エサ釣りが完成形かと思いました。
エサが取れてもフラッシャーサビキに食うし、エサが小さい状況でも対応できると感じました。
なお、これは単にフラッシャーサビキにエサを付けるような単純なものではなく、仕掛けの抵抗を全て計算し、ハリスの長さから全てを精密に計算して作る必要がある仕掛けです。
6時過ぎ頃までにアジ2匹とクロムツ8匹を釣り、なんとかおかずの確保に成功しました。
ヤリイカのポイントに移動し、投入すると当初から2枚潮で底潮が動いていないため、全く反応がないような状況でした。
ヤリイカでは、皆たまたま着底した時にケンサキイカやスルメイカが乗ったような状況で、激烈に渋い状況でした。
一応、私も着底直後ぐらいしかチャンスがないと思い、着底する瞬間にフォールで止めて何とかスルメイカをゲットできましたが、全くと言っていいほど反応がなく、オマツリが多く、非常に釣り辛い状況でした。
船長はいろいろとポイントを変えて頑張ってくれましたが、状況的にかなり厳しい状況でした。
結局、イカ釣りは芳しくない状況で、9時30分頃に沖上がりとなりました。
今回の釣行は、本業が忙しかったため、1ヶ月ぶりの釣行で釣り自体を微妙に忘れていましたが、久しぶりにクロムツやイカを釣ることができたのでとても楽しかったです。
検証事項として、イカ釣りのタックルの見直し等もでき、非常に有意義な釣行となりました。