
1 この記事の概要について
南房総の渡辺丸さんでのクロムツ~オニカサゴのリレー釣行記事です。
当日は、クロムツを水深90m~190m前後の場所で、オニカサゴは水深90m前後の水深で狙いました。
2 使用したタックルについて
【クロムツ】
〇 竿:アリゲーター アカムツ208
〇 リール:シマノ ビーストマスター3000MD
〇 道糸:PE4号500m、リーダー:ナイロン16号5m
〇 錘:150号
〇 仕掛け:市販品のヤマシタ社製品等を使用
(ハリス30センチに変更(これはダメだったので、次回は50センチで試す。))
【オニカサゴ】
〇 竿:アリゲーター 210SP(フィッシングマルコ専用モデル)
〇 リール:ダイワ 22 シーボーグ600MJ
〇 道糸:PE4号、リーダー:ナイロン16号5m
〇 仕掛け:ヤマシタK型天秤 2.3mm、50センチ
錘:スカリー150号
幹糸10号(80センチ、60センチ)
ハリス8号(枝:25センチ、一番下:60センチ)
鈎:がまかつオニカサゴ鈎18号(ヒネリなし)
エサ:クロムツ同様にサバの短冊
3 釣行当日の状況について
10月12日、今回は、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)にてクロムツ~オニカサゴのリレー釣行でした。
当日は、2時30分出港、6時過ぎ頃までクロムツを狙い、それからオニカサゴを狙いました。
2時30分頃に港を出て30分程走り、それから第1投となりました。
今回は左舷艫で、潮の流れは右舷側からポイントに入っていく流れでした。
風が強く、うねりがある状況でしたが、お客さんの数が少なく、釣り座の間隔も広く釣りやすかったです。
到着後も微妙な当たりがあるものの、全くヒットせずの状況でした。
しばらくするとフラッシャーサビキの方にポツポツヒットしてきて、私の方にも1匹塩焼きサイズがヒットしてきました。
当日のベイトは、この地域でヨゴレと呼ばれている小魚で、9月頃まではこれが多く、フラッシャーサビキの方がエサ釣りよりも良いのですが、今回も水温が高かった関係かこの魚が多く、サバの身餌を使ったエサ釣りには分が悪い状況でした。
結局、時合という時合も訪れず、メダイやサバ、追加のクロムツを2匹キャッチしてオニカサゴ狙いとなりました。
オニカサゴポイントに到着し、仕掛けを投入すると2枚潮に加え、潮と風が逆でかなり釣り辛い状況でした。
根が荒くない状況だったので、大分のオニカサゴ用に新規に購入した千葉の釣具屋「フィッシングマルコ」の特注仕様のアリゲーター210SPを使用しました。
今回は初心者の方が多かったので、いつもやるガレ根はやらなかったのですが、ガレ根をやる場合は、大分の漁礁用の仕掛けか極鋭のような感度重視の長い竿の方が釣り易いです。
オニカサゴポイントも底潮が動いていないような感じだったので、大分の釣り方と同様に着底したら5秒待ち、それから7~10m上げて落とすことを繰り返しました。
そうしている内に本命の当たりが来て、慎重にやり取りしてくると、1キロ程の食べごろのオニカサゴが釣れました。
続いて投入すると、今度はすぐに強い当たりが来て、慎重にやり取りするものの、ホウボウかなと思い上げて来ると、やはり40センチオーバーのホウボウでした。
その後は、ヒメや小型のオニカサゴを2匹追加し、渋いながらも十分にお土産を確保できました。
今回は新しく導入した2本のアリゲーターの竿、アカムツ208と210SPの調整と鴨川沖のクロムツの最適な仕掛けの検討・調整を十分にできたので、非常に良い釣行となりました。