1 この記事の概要について

  南房総の渡辺丸さんでのクロムツ~ひとつテンヤのリレー釣行記事です。

  当日は、クロムツを水深140m~190m前後の場所で、ひとつテンヤは水深15m~40m前後の水深で狙いました。

2 使用したタックルについて

 【クロムツ その1】

 〇 竿:アリゲーター アカムツ208

 〇 リール:シマノ ビーストマスター3000MD

 〇 道糸:PE4号400m、リーダー:ナイロン16号5m

 〇 錘:200号

 〇 仕掛け:市販品のヤマシタ社製品等を使用後、フラッシャーサビキ(ネムリタイプに変更)

 【クロムツ その2】

 〇 竿:剛樹 バーローズH

 〇 リール:ダイワ シーボーグ600MJ

 〇 道糸:PE4号600m、リーダー:ナイロン16号5m

 【ひとつテンヤ その1】

 〇 竿:シマノ 炎月リミテッド ひとつテンヤ真鯛 B235MH+ 

 〇 リール:ダイワ リミットブレーカー TW HD-C-L

 〇 道糸:PE1号400m、リーダー:フロロ3号4m

 〇 テンヤ:遊動式(鉛)13~15号(ビンビンテンヤ)

 〇 エサ:ヒロキューのエビ1パック、エビシャキを使用

 【ひとつテンヤ その2】

 〇 竿:シマノ 炎月リミテッド ひとつテンヤ真鯛 240MH

 〇 リール:シマノ 21 BBX テクニウム TYPE-G 4000 左ハンドル

 〇 道糸:PE1号500m、リーダー:フロロ3号4m

 【ひとつテンヤ その3】

 〇 竿:シマノ 16 炎月 ひとつテンヤ真鯛 SPECIAL 230H

 〇 リール:ダイワ 22 トーナメントISO 3000XH

 〇 道糸:PE1号300m、リーダー:フロロ3号4m

3 釣行当日の状況について

  12月15日、今回は、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)にてクロムツ~ひとつテンヤのリレー釣行でした。

 当日は、3時30分出港、6時過ぎ頃までクロムツを狙い、それからひとつテンヤでした。
 3時30分頃に港を出て30分程走り、それから第1投となりました。
 今回の釣り座は右舷艫で、潮の流れはミヨシ側からポイントに入っていく流れでした。

 今回の釣行は、釣り仲間からのお誘いでした。

 いつものサバの身餌を付けた仕掛けで狙うもフラッシャーサビキよりも食いが芳しくありません。

 それもそのはず、いつもはこの時期にはいなくなっているヨゴレという小魚が10月の釣行に引き続き、またまたメインベイトとなり、身餌への食いが非常に悪かったです。

 釣り仲間はフラッシャーサビキにイカの短冊を付けて外道を釣っていたものの、身餌には別の外道が群がり、イマイチな食いでした。

 おまけに底潮がほとんどなく、本命のクロムツは船中1本と非常に渋い状況で結局、外道のみで前半のクロムツは終了しました。

 やはりベイトがヨゴレの場合、フラッシャーサビキのみの方が良さそうです。

 続いてのひとつテンヤは、最初は風もなく、非常に釣り易い状況でしたが、

しばらくして非常に強くなり、なかなか底が取れない状況でした。

 最初の内は、タングステンの固定式でアカハタを釣っていましたが、底が取りにくくなると根掛かりが発生しやすくなったため、遊動式(鉛)に変更しました。

 タングステンが望ましいのですが、アカハタが多い釣り場なだけに、根掛かりも相当なので流石に鉛製品の方がお財布に優しいです。

 遊動式を使うのは今回の釣行が初めてだったので、とりあえず、天草海域のエビラバの釣り方の変則でやってみると、しばらくして当たった後にタイラバと同様にスロー巻きでやるとすぐに食い込んできました。

 固定式は15年近くやっていますが、固定式とは違い、当たっても遊動式の場合、タイラバのようにスロー巻きで乗せていく方がバレが少ないように感じました。

 メーカーの人は鋭く合わせるとか言う人もいますが、仕掛けの構造上、合わせて掛けるようなものでもないです。

 結局、2時間程のひとつテンヤでしたが、アカハタと真鯛、ベラ等の外道も含め、色々な魚が釣れて楽しめました。(一部の魚はリリース)

 特に、今回遊動式のひとつテンヤの釣り方を習得できたので、次回の鴨川沖の釣行及び福島の釣行でも試してみたいところです。

 また、今回はベイトタックルにバス用のベイトリールである、ダイワのリミットブレーカーを取り付けてやってみましたが、キャストできるのが良いと感じましたが、遊動式には向かないように感じました。

 XHのギア比なので、どちらかというと北海道式ひとつテンヤのような固定式を使う方が向いているのかなと感じました。

 関東の釣りは今回で釣り納めでしたが、釣り仲間と楽しく釣りができたので非常に良かったです。

 来年は1発目がベニアコウで期待は持てないものの、釣り仲間達との釣行なのでとても楽しみです。

 今年の釣り納め自体は、大分の落とし込み釣りの予定なので、久しぶりに九州の大型メインの釣りを楽しめたら良いなと思います。