
1 この記事の概要について
ダイワの磯釣り用のレバーブレーキドラグ付のリールである22トーナメント磯3000LBDの使用感(インプレ)について、紹介しています。
(内容は、使い込むにつれて、以降も追加していく予定です。)
2 使用感(インプレ)について
前モデルの18トーナメント磯3000LBDと大きく異なるのは、構造です。
22トーナメント磯3000LBDは、モノコックボディになっており、ギアの厚さや径が18トーナメント磯よりも約1割程大きくなっているそうです。
これに伴い、18トーナメント磯3000LBDは,ギア比が4.9:1だったのに対して、22トーナメント磯3000LBDは5.3:1とややハイギア化しています。
ハンドル1回転当たりの巻き取り量も18トーナメント磯よりも約7センチアップしており、80センチとなっています。
これを踏まえ、レバーブレーキのスピニングタイラバで、バーチカルの条件で試してみました。
(その時の釣行時のサイトリンク → https://tyokinbako9901.jp/archives/1893 )
結果としては、18トーナメント磯3000LBDでは、200gのヘッドまではストレスなく使えるものの、22トーナメント磯3000LBDでは150gが限界と感じました。
モノコックボディになり、ギアが大口径化されても、やはりギア比が巻き上げ力に直結するように感じました。
しかしながら、巻き上げ力こそ18トーナメント磯3000LBD劣りますが、100g程のヘッドを多用するのであれば、回収が早い22トーナメント磯の方が手返し良くやれます。
イメージ的には、22トーナメント磯3000LBDは、ハイギアとローギアの中間のミディアムギアタイプみたいなもので、良いとこ取りみたいな感じです。
バーチカルのスピニングタイラバやレバーブレーキのスピニングタイラバには、第一任者の私が言うのも何ですが、非常にマイナーな釣りで、コスパが悪く(メンテナンス費用が非常に高価)、あまりおすすめできないですが、この22トーナメント磯3000LBDはひとつテンヤやその他のライトな釣り全般に使える素晴らしいリールだと思います。
バイターボブレーキは、18トーナメント磯3000LBDのものと何ら変わりはなく、レバーブレーキのスピニングタイラバには相変わらず向かず、やはり磯釣りに最適に作られていると感じました。
レバーブレーキのスピニングタイラバでよく勘違いされるのは、レバーブレーキのやり取りで魚をいなすかと思われがちですが、これをやるとリールが壊れやすくなるため注意が必要です。
(慣れないとバックラッシュしたりし、ラインブレイク等を起こしたりして、最悪怪我をします。)
ネットにある人の記事をコピペするような内容の薄いサイトでは、そういった一歩踏み込んだことは書いてませんが、あくまで釣りはレジャーで、怪我をせず、また同船者等に迷惑かけないことが最低限守るべきことだと考えています。
ドラグ性能は、18トーナメント磯3000LBDからそれ程変わっておらず、非常に滑らかで素晴らしいです。結論として、22トーナメント磯はモノコックボディにより、実釣でとそのパワーアップを感じられるものなので、値段に伴った素晴らしいリールだと思いますので、非常におすすめです。