1 記事の概要

  宮崎県北浦からジギング・タイラバで出港する福丸さん(https://hukumaru.nobody.jp/)での釣行記事です。

 当日はジギング・タイラバでいろいろな魚を狙いました。

2 使用したタックル

  〇 竿:ソルティガ ベイジギング(ハイレスポンス) 60XXHS・V(ジギング)、炎月エクスチューンS72MH (タイラバ)

  〇 リール:17モアザン3500(ジギング)18ステラ4000PG(タイラバ)

  〇 道糸:PE1.5号・リーダー:フロロ5号(ジギング)、PE1.2号・リーダー:フロロ4号(タイラバ)

  〇 ジグ・タイラバ:100g~150g

3 釣行当日の状況

今回は宮崎県の延岡市北浦町から出港する福丸(https://hukumaru.nobody.jp/)さんでジギング・タイラバ釣行でした。

 よく通っている大分の深島の南側の海域で、ドテラ流しで広い範囲を探ります。

 当日は、最初に50m程の場所をドテラ流しで攻めて、タイラバ・ジギングともに反応が薄かったため、釣れるのもエソばかりで移動となりました。

 エサ釣りの人は片天秤仕掛けでやっていましたが、根掛かりが頻発していました。

 続いてのポイントは水深が70~80mの場所で、こちらではミヨシの方にジギングで刺身に良さそうな食べ頃サイズや小型のオオニベがヒットしたり、エサでやっている人にはレンコダイや小型のマハタやオニカサゴなどがヒットしました。

 回収でシイラがヒットし、水温が平年よりも高いのかなと感じました。

水面付近にたくさんのシイラが群れていました。

 流し直してジギングをやっていると底から5m程で真鯛らしき当たりがきたので、弱らせつつも上げてくると当日船中最大となる3キロ程の真鯛でした。

 この真鯛は、取り込み時に隣の年配の方が仕掛けを絡めて来て、老眼だからほどけないといって対処していていました。

 普通、仕掛けが見えないならそんな釣りをしなければ良いのに、非常に迷惑に感じました。

 そもそも魚がヒットしているのにも拘わらず、やり取りをしている人に自分の仕掛けをほどかせようとするなんて、非常識だなと感じました。

 しかしながら、魚も取り込まないといけないので、埒があかず、結び目のところで切って急いで、水面下5m程のところにいる魚をタモ入れしようとしたところ、3m程のアオザメに真鯛の胴体をかみちぎられました。

今回最大だったはずの真鯛(食いちぎられて最悪)

 この時、船長もほぼ満船にも拘わらず竿を出していたため、タモを準備するのも遅れ、オマツリも自分で対処し、渋いながらもやっと釣れた魚もダメになったので、最悪でした。

 自分も竿を出して遊ばないで、客のサポートをすれば良いのにとちょっと不快に感じました。

 しかも、今回はお世話になっている人に魚を頼まれていたこともあり、本当にがっかりしました。

 また、関東での釣りでよく使っているサメ避け器具の「海園」を持ってきていればと後悔しました。

サメ避け器具の海園

 その後の流しでは、慰め程度にオオニベが2匹釣れたり、シイラやホウボウが釣れたりと非常に微妙な釣果でした。

この海域でよく釣れるオオニベ(今回は最大5キロ)
この海域では少し珍しいホウボウ

 最後の流しでは、初釣りで釣れた甲イカがジギングにヒットするという状況があり、しかも1キロ程の良型だったので、びっくりしました。

1キロ程のコウイカ

 釣り納め釣行でまさかのジギングで初となるサメぱくを経験しましたが、ジギングの楽しさを改めて認識できました。

 惜しむらくは、渋い状況で明らかに大きな魚がかかっているのに、貴重な1匹を取らせてもらえなかったことが心残りの釣行となりました。

 2020年はサメに悩まされた年だったので、2021年はサメ避けのシステムであり海園などを使用して万全の態勢で釣りをしたいところです。