1 この記事の概要について
リブレのハンドル、ハンドルノブの特徴と他社のアルミノブとの違いについての記事です。
実際に長年リブレのハンドルやハンドルノブを日本各地で使い続けて来た使用感について、他社のアルミノブとの対比で紹介しています。
2 リブレのハンドル、ハンドルノブについて
主にルアーフィッシングを楽しむアングラーの間で特に人気があるのが、リブレのハンドル、ハンドルノブです。
ノブの材質はチタンで、ハンドルはジュラルミンで主に作られています。
ハンドルは複数種類があり、様々なリールに対応しており、メーカーホームページのハンドルやハンドルノブの適合表も見やすいです。
中には限定品もあり、日本に四本しかないハンドル等もあります。
限定品は頻繁に発売されているものの、プレミアが付いている物もあります。
3 リブレのハンドルを使うメリットについて
リブレのハンドルはその材質から純正ハンドルより軽く、しかも強度もあります。
感度も純正ハンドルよりも向上します。
また、カラーも高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
いろいろな種類やカラーがあり、バリエーションも豊富です。
何より電動リールなど特に純正ハンドルでは長さが短く、巻きづらい物もあるので、それらの問題解決のためにハンドルをリブレの物に交換したりします。
やはり、一番このハンドルをおすすめするのは、ハンドルの長さが自分自身の体に合わない時に換えるという点です。
タイラバやジギング等の巻くのがメインの釣りは言うまでもなく、大物釣りで電動リールで巻き上げが効かないときの保険としてもリブレの各種ハンドルは非常に役立ちます。
値段は高い物のそれだけの価値があります。
4 リブレのハンドルノブと各種メーカーのアルミノブとの違いについて
リブレのハンドルのメリットとして、北海道で2月のマイナス14℃の時にアルミノブでバーティカルのスピニングタイラバをしていましたが、アルミノブがとても冷たく手袋越しでも凍傷になりそうでした。
リブレのハンドルノブに換えてから、チタンの熱伝導率のおかげで、北海道の晩秋から早春の寒い時期のタイラバが楽になりました。
なお、北海道には奥尻島以北に真鯛は回遊してきません。(死滅回遊除く。)
アルミノブは潮を被るとハンドルノブの表面で塩分が析出し、非常に気持ち悪いですが、リブレのチタンノブはこのざらざらな不快感がありません。
値段自体は純正ハンドルノブとそれほど変わらず、重さは軽いのでリブレのハンドルノブはハンドルと同様に、ノブだけ換えてもリールのハンドルの感度が上がります。
ドレスアップ効果も大きいです。
5 リブレのハンドル、ハンドルノブのデメリットについて
値段が高い以外にもデメリットがあります。
ハンドルに関しては、長さ調整できる物が多いものの、この長さの調整機構のため、ハンドルのナットが緩みやすい物もあったりします。
そのため、定期的に緩みを点検しないとダメです。
そのまま使っていて、いつの間にかハンドルがグラグラすることもよくあります。
また、ハンドルのナットを締めすぎたり、ナットの回し始めに、きちんとはまってないのにナットを専用工具で締めるとナットがダメになり、固定できなくなります。
リブレのナットは、意外と脆く、壊れやすいです。(ナットもかなり高い。)
特に、取り付けには注意が必要です。
また、リールへの取り付けの際、ベイト用ハンドルは、ワッシャーの調整も必要で、自分でガタつきがないよう、ワッシャーで調整する必要があります。
6 リブレのおすすめハンドルについて
スピニングリールには、リブレのpowerシリーズや最近出たライトアームシリーズ、ユニオンシリーズ、wingシリーズがおすすめです。
ベイトリール(電動リール含む。)には、クランクシリーズやBJシリーズがおすすめです。
7 リブレのおすすめハンドルノブについて
ハンドルノブはおすすめはEPシリーズがとても使い易いですが、少し前に出たEF30シリーズも使い易いです。
またかなり値が張りますが、水に浮くと言われているTBノブもとても使い易く、これは電動リール等を使った泳がせ釣りやジギングにも使い易いです。
昨年はイシナギをトータル200キロ程上げてますが、このノブは薄いにもかかわらず、変形や破損はありませんでした。
人間工学に着意して握りやすく作られているので、とても使い易いです。
なお、廃盤になったバレット型のノブはやや使い辛いのでおすすめしません。
8 まとめ
値段は高いですが、ハンドルやハンドルノブのカスタムはとても有効です。
釣果にも直結しますので、たかがハンドルやハンドルノブと言わずに、ハンドルやハンドルノブにもこだわりを持った方が良いです。
特に、食いが渋い、シビアな状況では幾度となく、ハンドルの感度の重要性について経験してきました。
ハンドルを軽視する人で釣りが上手い人はいないと断言できますし、ハンドルもシステムの一部なので、ハンドルの重要性は見逃せないです。