1 この記事の概要について

  スタジオオーシャンマークのOGM ブルーヘブン L80Hi  S2T-BG(22) の使用感(インプレ)について、紹介しています。(内容は、逐次追加していく予定です。)

2 スペック等について

説明書の画像

3 使用感(インプレ)について

  主に千葉県の南房総の鴨川沖のオニカサゴやアカムツ釣りで使用しました。

  使用した際のジグの重さは、250~400gで、製品名は主にウロコジグを使用しました。

  水深は、オニカサゴの場合、100m前後、アカムツの場合は、水深200m~250mになります。

  オニカサゴの場合、使用したロッドについては、タカミテクノスMOZ624LM、アカムツの場合、シマノ オシアジガーリミテッドの5番を使用しています。

  まだ、使用回数は少ないものの、400gのジグでも余裕で巻き上げてこれるぐらいハイギアのくせにトルクがあります。

  メーカーの紹介ページでは、主に新島のキンメに最適なようですが、個人的にあそこのキンメをルアーで釣るよりは、愛用のコマンドZキンメスペシャルでたくさん多点掛けをする方が好きなので、今後もキンメには使わないと思います。

 ハイギアの性能を活かして、中深海におけるジグの回収は非常に楽です。

 OGMの初代のモデルからいろいろとこのメーカーのリールを使っていますが、50番サイズと同じでワイドスプールになっているだけなので、パーミングの感触も良く、非常にL80は使い易いです。

 糸巻き量については、2号1200mとなっていますが、テンションをきつめに巻いてやっと1200mパンパンで入る状態なので、少し少なめにするか、1.7号1200mにするかなどして、トラブル防止をした方が良いかもしれません。

 ドラグ性能についてですが、基本的にブルーヘブンのリールのドラグは、初期の物からはだいぶ良くなったとは思いますが、非常に調整がピーキーなため扱い辛く、事前にSTRIKEポジションで調整したドラグからハンドドラグ等で調整した方が良いです。(基本的にレバーを動かして細かい調整するリールではないと思っています。)

 1クリック調整をするとS2Tの場合、細糸を使用することが多いと思いますので、下手をすると一発でラインブレイクするので注意が必要(怪我の可能性もあり、非常に危険)

 シマノやダイワのリールの感覚とは全く違うので、初めての人は慣れるまで時間がかかります。

 スプールはフリーにすると非常にフォールが速いのですが、しかしながらバックラッシュを非常にし易い構造のため、必ずサミングを入れ、かつ完全にフリーにしないぐらいの状態にしてブレーキをかけつつ使うのが一番良いです。

 ハンドルはそのまま使うと長いので、私は手前の穴を使用して短めに使っています。

 なお、このL80 OGMのモデルには、2020年の物と2022年製作のモデルの2種類があり、購入するならば2022年のモデルの方がおススメです。(性能は一緒で、外観が一部マイナーチェンジされています。)

赤枠の部分が変更点になります。(上にもサイドと同じように表記がなされ見やすいです。)