1 この記事の概要について

 スタジオオーシャンマーク フックリムーバ HR150Mのインプレ(使用感)についての記事です。

 この製品は近海のジギングやキャスティングに最適な設計となっています。

2 実際にこの製品を使った感想(インプレ)について

 この製品を購入したきっかけは駿河湾のアブラソコムツやバラムツのジギングに行った際に、テールフック仕様のジグを使うため、必ず丸飲み状態になり、それをプライヤーで外すのが、危険と感じたからです。(ジグは曲がるし、針はなかなか取れないので最悪)

駿河湾のバラムツジギングで使うジグ、一番下のフックにスルメイカ等のエサをつける
こちらが曲がる前のジグ(カーペンターのバラジグという製品)

 この製品は近海のジギングやキャスティングの際に、フックを外すのに最適です。

 プライヤーで針を外す方が簡単なのですが、ヨーヅリのGTプライヤーのように金属の一体型のもの以外はプライヤーの先が破損することがあります。

 特に、フィッシャーマンのようなプライヤーは破損しやすいそうです。

高価なためか扱っているお店が少ないプライヤー(ケース付き)使い易くおススメ

したがって、そのような頑丈なプライヤーを使っている人以外は、このフックリムーバは重宝します。

これよりも柄が長い製品はあるものの、これらはより大型の針を外すための設計になっており、この設計で長く作ってくれたら最高なのにとよく思います。

柄の部分は130Sと異なり、径の太い金属が使われているため、とても丈夫です。

130S金属製の柄だが細いので強度が心配

(130Sと165Sの記事は、次のリンクを参照して下さい。

→  https://tyokinbako9901.jp/archives/1352 )

特に、最適な使い方としては、アブラソコムツやバラムツジギングなどフックが飲み込まれることが多い釣りでは最適だと思います。(歯がとても鋭く、口の中に手を入れてプライヤーで外すと怪我をするので)

アブラソコムツ30キロ程のもの(中型サイズ)
バラムツ小型サイズ(12キロ程)

欠点としては、このフックリムーバは深海釣りのようにネムリ針を使う釣りには向いていないです。

ネムリ針に食うムネダラ類など深海魚にはとても使い辛く向かない
深海ザメにも使ったけどやはりネムリ針は外し辛い

使える針のタイプとしては、ジギング用フックでも掛けるタイプの鈎(シャンクが真っすぐなタイプ等)が最適であり、ネムリ針のように少し内側に入っているものは若干外し辛く感じました。

ジギングやイシナギなどで使う軸が真っすぐに立っている針が外しやすい
ジギングで釣れる魚には最適(写真の真鯛は80センチ6キロ)

脱落防止用のカールコードを付ける所は明確にありませんが、使用する際に使う紐の部分につけるのも可能であり、ライフジャケットにはアブの製品で最適なホルダーがあるので、こちらを使うとすっきりと付けられます。

最適なアブのケース(金額は3000円程でとても使い易い)

この製品は特に欠点もない優れた製品なので、少し高いですがおススメの逸品です。