1 この記事の概要について

  千葉県外房の川津漁港沖でのスルメイカの直結釣行について紹介しています。

  今回の釣り場は水深が140m前後でした。

2 使用したタックルについて

 【イカ釣り(メイン)】

 〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス195H(特注仕様)

 〇 リール:シマノ 22ビーストマスター2000EJ

 〇 道糸:PE3号 500m

 〇 錘150号

 【イカ釣り(サブ用)】

 〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス155H

 〇 リール:シマノ ビーストマスター3000EJ

 〇 道糸:PE3号 500m

3 釣行当日の状況について

  令和5年9月10日、いつもイシナギ釣行でお世話になっている、千葉県、外房の川津漁港の「基吉丸(https://ameblo.jp/genzo23/)」さんにお世話になりました。

 朝4時頃に出航し、40分ほどかけていつものイシナギの餌であるスルメイカを釣る海域に到着しました。
 今回は、まだ慣れていないスルメイカの直結釣法のタックル調整と仕掛けの調整を兼ねて、竿は剛樹のスクイッドロゴスの155H、18センチの8本仕掛けで開始しました。
 投入してすぐに1ハイ乗ってきて慎重にテンションを緩めぬよう上げてくると、良型のスルメイカで、船内のファーストフィッシュでした。
 しかしながら、この日は潮がほとんど動いておらず、かつせっかく釣れたイカもサメにかじられる被害もあり、なかなか数が伸びませんでした。
 途中、あまりに乗りが渋いので、14センチのツノに変えてやってみるものの、今度はカンナが短いため、せっかく乗ったスルメイカがばれやすくなり、その結果18センチに戻しました。
 サメにやられたりしたため、途中から7本に減らし、かついつものミヨシの釣り座は案の定、うねりで竿の上下が大きく、一般的に直結で使われている1.5m程の竿ではかなり操作に問題が出てきたので、この勝浦沖のブランコ釣りに特化した、スクイッドロゴス195H(特注仕様)に変更しました。
 竿の長さを変えて、かつ仕掛けも変えてみると、かなりポツリポツリですが、イカが取れるようになりました。
 それでもかなり激渋でしたが、反対側のミヨシで釣っていたベテランの方は、左舷側から仕掛けが入るのもあり、コンスタントにイカを上げていました。(釣り方は、置き竿で電動のレバー操作のみで誘うやり方でした。)
 非常に渋い状況でしたが、なんとか数を上げて2番竿、8ハイでフィニッシュでした。
 今回は直結の修行ということもあり、不慣れな直結でやりましたが、ゲットできたイカがヒットさせた数の4割程と、直結釣法の難しさを痛感しました。
 しかしながら、タックルの調整と仕掛けの調整もできたので、非常に有意義な釣行でした。

 短い竿が良いと一般的に言われている直結でもやりようによっては全然長い竿でも対応できることを確認できたことが非常に大きな成果となりました。
 今回のイカの中には、胴長32センチのスルメイカもいて、全体的に良型揃いだったので、数が少なくても十分なお土産となりました。

 ブランコの時はイカリングが使いやすいですが、直結の時は中錘(15〜20号)のみの方が仕掛けがよく動き釣れるように感じました。
 しかしながら、最終的には何だかんだで結果を出せるようになってきたので良かったです。
 是非とも直結釣法をマスターして、来年のイシナギのエサのイカの確保に役立てられたらいいなと思いました。