1 この記事の概要について

 千葉県南房総の布良沖でのジギングとタイラバの調査釣行(その5)について紹介しています。

 今回の釣り場も水深は約45~75m程で、少し根掛かりが多い釣り場でした。

2 使用したタックルについて

 【ジギング用①】

 〇 竿:タカミテクノス MOZ light zero 3番

 〇 リール:22ブルーヘブンL30 OGM ハイギア

 〇 道糸:PE1.7号1200m、リーダー:フロロ8号3ヒロ

 〇 ジグ:150g

 【ジギング用②】

 〇 竿:タカミテクノス MOZ 636SBG カスタムモデル(ブルー)(ダブルフット)

 〇 リール:22ブルーヘブンL80 OGM ハイギア

 〇 道糸:PE2号1200m、リーダー:フロロ8号3ヒロ

 〇 ジグ:180~200g

 【ジギング用③】

 〇 竿:タカミテクノス MOZ 636SBG カスタムモデル(ワイン)(ダブルフット)

 〇 リール:22ブルーヘブンL80 OGM パワーギア

 〇 道糸:PE2号1200m、リーダー:フロロ8号3ヒロ

 〇 ジグ:200~220g

 【タイラバ用】

 〇 竿:炎月プレミアム S610MH

 〇 リール:シマノ 22ステラ4000M(PG)

 〇 道糸:PE1.2号300m、リーダー:フロロ4号6m

 〇 タイラバ:タングステン120g~195g(オレンジ)、タイラバ用のワーム使用

3 釣行当日の状況について

  2月18日(土)、南房総の館山市にある赤沼丸さん(https://akanuma-maru.com/)に午前中の青物ジギングでお世話になりました。

 前週に鴨川の渡辺丸のメヌケ釣行に行く予定が3号船の船長のボケのためか、集合時間が6時で、1時間程早く5時過ぎに行ったところ既に出港していました。

 その日は、どうしようもないのでそのまま帰宅し、結局交通費5000円程無駄になりました。

 そんなこんなで迎えた当日でしたが、赤沼丸さんは非常に親切で、丁寧な船宿なのでそんなこともなく、釣りの状況としては、非常に厳しい状況ながらも無事に釣りをできました。

 当日は、朝5時30分頃に港にある受付所で手続きをし、それから先に乗船料を支払い、乗船という流れでした。

 今回も6時過ぎに港を出て、30分程でポイントに到着しました。

 今回の釣り座は、左舷の艫でした。

 当初のポイントは、水深60m程の根が点在する場所でした。

 前回までの教訓を活かし、最初からスロージギングのタックルで200gのスパイVを使って攻めていたところ、2流し目でウッカリカサゴがヒットしました。

産卵後の荒食いでだいぶ回復して来たようです。

 故郷の大分県ではアベレージサイズよりも少し小型の物でしたが、ジギングで良い当たりが出たので気持ちよかったです。

 カサゴを狙えば数を釣れると感じた潮でしたが、やはりジギングのタックル等の調整のための釣行であり、既に完成させて久しいバーティカルのスピニングタイラバで攻めるのは控えました。(この判断に後で少し後悔しました。)

 その後、ジギングでサバもヒットしましたが、豚サバとは異なり、細かったのでリリースし、アヤメカサゴを追加したりしました。

 当日のカサゴは、産卵後の荒食いの個体が多く、潮が良い時は非常に活性が良かったです。

 特に、釣行の前日はかなりのカサゴが釣れたそうでした。

 朝8時30分頃までは潮が良かったものの、2枚潮が当日はきつく、最後の沖上がりまで続き、かつ底潮が行かないような状況でした。

 朝の良い状況が終わり、青物の潮が来たからそろそろ青物が来るかなと思っていると隣の女性の方に1キロぐらいのかわいいネリゴがヒットしました。

 やり取りの際、多分群れが来ているから連続ヒットするかなと思っていましたが、それは起こりませんでした。

 アヤメカサゴがヒットする潮は、概ね潮が動いていない時なので、当日も今日はダメかもと思っていましたがまさにその通りとなりました。

 今回の反省点として、いつものスピニングタックルを持ってくるのがめんどくさかったので置いてきたので、水深が45m程の根を攻める時にベイトしかないので非常に攻め辛かったです。(潮が動いていないかつ二枚潮、バーティカルの流しのため)

 ジグも250gまでの物と後は2枚潮でもアクションするディープライナーのFBを持ってくれば良かったと思いました。

 しかしながら、今回はタカミテクノスの636SBGのタックル調整とブルーヘブンL30のタックル調整等様々なデータも取れたので、非常に有意義な釣行となりました。

 この海域で必要なタックルもほぼ固まって来たので、次回はもっと楽しめるかなと思いました。

 何にせよ、前週に置き去りされたので、釣りをできた、それだけで十分でした。

 少し気になった点としては、周りとオマツリするのが明らかにわかるのに、エサを付けたり、ジグヘッドの重さが50g程の物を使ってする方がまたいたのは、いただけないかなと感じました。

 赤沼丸さんは、全体的に細いタックル(自分もそういう状況に合わせてギリギリの細さにしてますが・・・)を使う方が多く、結構切られています。

 タイラバにせよ、根魚メインの場所、特にマハタがいる所は、PE1.2号以下を使うと切られることが多いです。(竿も柔らかいのが多いため) 

 かと言って、ガチンコのジギングタックル(ハイピッチジャーク用)を使うと今度は食わないことが多いので、なかなかタックル調整も難しく楽しいです

 この季節はベニアコウや豚サバで忙しいですが、ぜひまた来月も行きたいと思いました。

(釣果の一部)コンディションも良く美味しかったです。