写真の左が18ステラ4000PG、右側が18ステラ4000XGです。
18ステラ4000PGは、特にバーティカルのスピニングタイラバにお勧めで最高のリールです。

18ステラ4000PGに関しては、恐らく日本で私以上に魚を釣っている人がいない(使っている人自体が少ないのもありますが・・)と思うので、かなり使い倒した感想について紹介します。

18ステラ4000PGは私がレジャーフィッシングさんで紹介しているバーティカルのスピニングタイラバの基幹となるタックルの一つです。

このリールは主に水深が100m程の少しタイラバでは深い所をスピニングで攻めるときに使います。(それより浅い時はダイワ2500番台のローギアもしくはLBDのローギア(LTではない)がお勧めです。)

このリールは主に北海道のタイラバでメインに使用しており、釣った魚は優に4桁を超えており、その中には北海道では大型に属する黒ソイの50センチオーバーやアイナメの50センチオーバーを多数あげています。

また、故郷の九州では70オーバーの真鯛や良型のブリなど多数を相手に実績を上げています。

それだけ釣ってもオーバーホールに出した時は、ベアリングの交換ぐらいで済むぐらい丈夫です。(いつも一番高いオーバーホールをしてもらっています。)

一番高いオーバーホールで壊れている箇所が見つかると思い依頼するも、全く異状なしで帰ってくるぐらい丈夫で良いリールです。

それだけ大型でたくさんの魚を釣ってもびくともしないので、シーバスのランカーサイズではまず壊れないので、ぜひシーバスを狙うアングラーにも使っていただきたいお勧めのリールです。(使用する場面は限られると思いますが)

ちなみにタイラバで使う時は200gのヘッドまでは安定して巻けます。

バーティカルのスピニングタイラバは10年以上前から私が提唱し、ブログ等で紹介している釣りで、長い実績を根拠に作り上げたシステムでデータもたくさんあるので、最近始めた他のメーカーの方よりはこの釣り方を理解していますし、このメソッドがお勧めできる場面等も紹介できます。(実績としては非常に多くの魚をこのバーティカルのスピニングタイラバで釣っています。完成形はレバーブレーキを使用したスピニングタイラバです。

ちなみにこの釣り方、始めた当初は非常に酷い扱いを受けてました。日本全国仕事で回って各地の釣具屋で聞いても当時は私以外、誰もやっているというか考える人がいませんでしたので、結構白い目で見られてました。

でも、竿頭をかなりの確率で取れたこともあり、釣れるという実績を各地で残せた結果が今の私のバーティカルのスピニングタイラバです。)

一方で、4000XGの方は、まだ購入して日が浅いものの、オフショアで使った際、最大で40gのジグを使うぐらいしかできないと感じました。

ジギングでジャークすると確かに糸ふけを回収してくれるのですが、PGに比べると明らかにパワーがなく、非常に使い辛かったです。

またキャストしての横引きも60gのジグを使うと非常に無理をしているなぁと感じ、ベストのウェイトは40gまでかなと実感しました。

スーパーライトジギングで使うなら、MHGぐらいが一番かなと思います。ショアからシーバスをミノーなどで狙うなら非常にXGは向きますが、ショアジギングではXGは微妙な感じです。

スーパーライトジギングでも、竿によっては4000PGでは糸ふけを回収できないこともあるので、やはりタイラバはPG、ジギングはMHG、トップはXGという使い分けが一番かと思います。

ステラは高い買い物ですので、読者の方に満足する道具を購入されるよう自分の体験談を紹介しました。(XGは買って後悔してます・・・)

お勧めチューンとしては、リブレのバランサーを付けると安定感が増し、巻き取りやロッドワークも良くなりますので、気になる人は付けられると良いです。

北海道では美味しいソイとして釣法されるマゾイ、40センチ程
40センチオーバーのクロソイ、ステラのPGのパワーならごり巻きで瞬殺です。
北海道式ひとつテンヤにも使ってみましたが、スイミングテンヤにしても安定的に巻く力があるのでお勧めです。このアイナメは♂で45センチ程、まずまずのサイズ
1キロ程のオニカサゴ、豊後水道では冬に100m程の漁礁周りでよく釣れます。水深100m、ヘッド150~200gでも安定的にタイラバを巻けるパワーが4000PGにはあります。
マダラの4キロサイズも余裕でキャッチできます。