1 この記事の概要について

 南房総の渡辺丸さんでのヤリイカの釣行記事です。

 当日は、白浜沖でヤリイカを水深120m前後のポイントで狙いました。

2 使用したタックルについて

 【ヤリイカ用】

 〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス195H(調子を変更した特注仕様)

 〇 リール:シマノ ビーストマスター3000EJ

 〇 道糸:PE3号500m、リーダー:ナイロン14号5m

 〇 錘:150~180号

 〇 仕掛け:幹糸5号1.2m、ハリス4号の自作のヤリイカ仕掛け(6本:黄色不使用)

この仕掛けを参考に自作改良(カラフル針は非常に乗りが良いです。)

3 釣行当日の状況について

 4月3日、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)さんにヤリイカを釣りに行きました。

 4時30分に集合し、4時45分に出港し、約1時間40分程南に走り、白浜沖に到着しました。

 到着後、仕掛けを準備し、投入するも、今回はミヨシだったため、うねりが強く、態勢を保つのが大変でした。

 それでも1投目から良型のヤリイカが乗ってきて、良いスタートを切ることができました。

 2投目では小型のヤリイカ、3投目ではスルメイカが3ハイまとめてヒットし、1流し目は合計5ハイで終了しました。

釣果の一部(今回はスルメイカが多かった。)

 続いての2流し目は、非常に当たりが渋く、かつオマツリが多発し、ヤリイカとスルメが合わせて5ハイで、当初目標としていた20ハイの半分を達成できました。

 食いが渋くなってきたため、場所移動をし、流してみるも誰もイカが乗らず、船長の回収の合図の際に、なんとか良型のヤリイカを乗せることができました。

 さらに小移動をし、流し直した4流し目では、同じく当たりが渋く、かつまたオマツリが酷く、結局1ハイしか追加できませんでした。

 今回のオマツリの原因の1つとして、同船者の中にヤリイカには太すぎるPE6号を使っている人がいました。

 過去にこの方と同船したことがありましたが、今回もヤリイカ狙いなのに、端物狙いの道具(深海竿のような太い物)と根魚用の仕掛けを準備していました。

 しかも、ヤリイカが釣れないせいか、置き竿にしたままで、かつプラヅノにサバが大好きな蛍光色の黄色を使っていたため、サバがよくヒットし、そのまま隣の人だけでなく、艫から遠く離れたミヨシの私の仕掛けまで巻き込んでオマツリしていました。

 ヤリイカはスルメイカと違い非常に繊細で、かつ当たりが小さいので、非常にタックルの選定が重要です。

 特に、道糸の太さが重要でどんなに太くてもPE4号までだと思います。

 また、プラヅノの色としては絶対に黄色などの派手な色はNGです。

 錘に関しても、可能であればスカリーブラック等の黒系統の錘がサバ避けに最適です。

 5流し目では、1投目で4ハイ上げて、続く2投目で3ハイ上げて、この流しはいけると思っていたところ、再びオマツリになりました。

 オマツリの対処に時間を要したため、群れを通過したようで、結局落とし直してみても乗らずでそのまま10時30分でうねりと雨が酷くなってきたので、納竿となりました。

 今回は、ヤリイカ11ハイ、スルメイカ8ハイの合計19匹の釣果で、竿頭でした。

 (うねりが強く、一番不利なミヨシだったので結構乗せてもイカが落ちましたが)

 イカ釣りはいつも人より釣っていますがその理由としては大きくは2つあると考えています。

 1つ目は、余分なものを付けないことです。

 一般的に中錘(これを付けるとオマツリの原因になりやすいので注意)やヨリトリリングを付ける人が多いのですが、ブランコ仕掛けを多用する私はこれらを使いません。

 その理由として、中錘やリングは糸に対する抵抗となり、イカからの当たりのシグナルを感じ取る際の抵抗となり、小さなメスのヤリイカの当たり等を感知することができないためです。

 スルメイカのように強い当たりならまだしも、今回のように食いが渋く、なかなか乗らない際は、糸を通じての情報伝達の妨げとなる余分なものは必要ありません。

 2つ目は、激しい誘いをしないことです。

 ヤリイカ釣りをする人の中には、イカがびっくりするような激しいしゃくりをしている人もいますが、このような人にはイカが釣れません。

 ヤリイカにせよ、スルメイカにせよ、連日多くの釣り人に叩かれている釣り場では、このような激しい誘いは効果的ではありません。

 私の場合、着底させてすぐにビーストマスター3000EJの速度一定モードで、6~8で巻き上げを行い、10m程上げたら停止、そこから一旦落として潮のたるむところ(イカのいるところ)を探り当てます。

 そのポイントがないもしくはわかり辛い時は、再び10m上まで巻き上げ、2~5m間隔で落としながらかつ誘いを入れ、イカの反応を見ます。

 基本的には、活性が高い時は、巻き上げで乗りますし、低い時は落とす際のイレギュラーなアクションでリアクションバイトします。

 よく名人とか言われる人が自信満々でやっているようなビシッという合わせですが、これは多点掛けする際に絶対にしてはいけません。(ケンサキイカ等でも同様)

 というのは、これをすると乗ったイカが驚いて墨を吐くことにより、他のイカが警戒して離れてしまうからです。(水中映像等を見てもこれは明らかです。)

 私の場合、イカが乗ったのがわかったら、イカが警戒心をいだかないようにそのままの速度で、ゆっくりと上げていき、底から10m以上離れた時に、楽釣モードの11~12に切り替えて一気に上げて巻き上げにかかります。

 船で釣果が伸びない時は、大体問題のある人がいることが多いです。

 以前経験したものとしては、イカ釣りで夜光錘を使用している人がいましたが、この人が仕掛けを落とすと魚探上で一斉に群れが散るのが確認できた程です。

(当然、その人は船長に激怒されていましたが、使うなというものを使っていたため)

 今回の釣行では、太い糸で仕掛けを置いたままの人や激しいしゃくりをする人等が該当します。

 目標としていた20ハイには1ハイ足りなかったですが、良型のヤリイカのみならず、スルメイカも確保でき、非常に楽しい釣行となりました。

 今回はサバもほとんどかからず、仕掛けも1セットで足りたので良かったです。

 ちなみに、PE6号を使っていた方は、3ハイしか釣れていないのに、30ハイと船長に釣果偽装の報告をし、失笑を買っていました。