1 この記事の概要について

  北海道のサクラマスのバケ釣りの記事になります。

  今回は、白老沖のエリアの水深100m程の場所で狙いました。

2 使用したタックルについて

 〇 竿:ダイワ 剣崎マスSP 240

 〇 リール:ダイワ シーボーグG300JL

 〇 道糸:PE3号400m、リーダー:ナイロン12号6m

 〇 バケ 700g 

 〇 仕掛けは、下記のリンクを参照

  → https://tyokinbako9901.jp/archives/66

3 釣行当日の状況について

  2月10日、今回は、コロナのため昨年は行けなかったサクラマスのバケ釣りに2年ぶりに行きました。

 今回お世話になった船は、苫小牧のタマリスクさん(http://tamaturi.com/)で、船長は、北海道の様々な釣りに精通していて、昔からジギングやタイラバも進んで取り入れて、道内の釣りに新しい風を吹かせています。

 今回も期間限定のサクラマスのバケ釣りに白老沖まで行くため、港を5時に出港し、約1時間半かけて、釣り場の海域に到着しました。

 到着後、まずは30mの棚から探っていると、定番外道のスケソウダラがヒットしました。

スケソウダラに混じり食べごろのホッケもゲット

 このスケソウダラ、タラコの原料となる卵が入る年末・年始の時期は重宝され、スケソウダラ専門船が出るぐらい人気ですが、この時期のスケソウダラは、身も痩せてしまい、サクラマスのバケ釣りでは非常に迷惑な外道です。

 スケソウダラの当たりが遠のいて、再びバケを振り続けると、サクラマスの特有の当たりが来ました。

 水面まで上げてくると一番下の針とバケ尻の針にヒットしており、バケ尻の針は微妙な掛かり方をしていたので大丈夫かなと思っていると取り込み時に案の定外れてしまいました。

 久しぶりのサクラマスだっただけに、バレて少しショックでした。

 とりあえず、1匹釣れたので、同じように棚を探っていると、スケソウダラがヒットするようになり、底付近を攻めるようにしました。

 今回は、知り合いの常連さんと一緒にバケ釣りをしていたので、2人で効率的に探ることができました。

 底付近を重点的に狙うように切り替えるとコンスタントにサクラマスがヒットし、また、回収の際にも運よくヒットしました。

 さらに、フォールでもヒットし、中層でヒットしたサクラマスは2キロ程の物で、お土産には非常に良い物でした。

この日中層でヒットしたサクラマスは良型揃い

 底付近を重点的に狙っていると、毎度のようにマダラが釣れ、いつもは2月の中頃はポンタラと言われる小型のマダラがメインとなるのですが、今回は平均4キロ程の良型のマダラがメインとなりました。

 3月になると10キロ程のマダラが釣れることもあり、産卵後の荒食いからコンディションを取り戻してきたマダラとなるので、食味も良くなってきます。

 この日は結局、表層付近~中層~底付近と広い棚にサクラマスが広がっており、棚を絞れなかったので非常に難しかったです。

 そのような中で運良くサクラマスの定数を達成できたのが嬉しかったです。

 2年前の4回連続定数達成から今回の定数達成で5回連続定数を達成できたのも嬉しかったですが、何よりも仲の良い常連さんと一緒に釣りができたのが嬉しかったです。

 ジギングの方も今回は同船されていましたが、なかなか数が伸びませんでしたが、表層付近でよく当たりが出る場合はジギングが非常に有効となります。

 サクラマスのバケ釣りは、男性には向きますが、女性や子供、年配の方には体力的にきついので、そのような方にはジギングがおススメです。 

 何にせよ、1本でも釣れれば大満足できるのがサクラマスの釣りで、釣る楽しみと食べる楽しみの両方があり、平均気温マイナス10度以下という寒い中の釣りですが、非常にお勧めの釣りです。