1 この記事の概要について

  大分県蒲江沖の根魚五目釣行の記事です。

  今回は沖の瀬周りの根魚五目でお土産釣りでした。

2 使用したタックルについて

 【自分用 根魚五目】

 〇 竿:ダイワ 極鋭中深場 H225

 〇 リール:ダイワ 21シーボーグG300J-L

 〇 道糸:PE3号

 〇 錘:150号(スカリーシルバー)

 〇 片天秤仕掛け:幹糸が60センチ、60センチ、ハリスが80センチのトータル2m、
枝スは25~30センチ、針はオニカサゴの18号、タコベイトはオニカサゴ用のパニックベイトMサイズを使用、ハリス8号、幹糸10号

 【家族用 根魚五目】

 〇 竿:ダイワ マッドバイパーSTD195MH

 〇 リール:シマノ 21ビーストマスター3000EJ ①

 〇 道糸:PE3号

 〇 錘:150号(スカリーシルバー)

3 釣行当日の状況について

 2月11日今回は家族で大分県蒲江から出船するエンペラーさん(https://ameblo.jp/emperor-ooita/)に根魚五目釣行でお世話になりました。
当日は、6時45分に集合し、その後出船になりました。

 今回は沖の瀬周りでの根魚釣行で、この時期は例年大型の真鯛やヒラメ等が沖の瀬周りに溜まったイカ等を食べに来ていることが多く、ルアーやアジの泳がせで一発大物が狙える時期です。

 今回は家族サービスの釣行だったので、家族に釣らせることをメインとし、投入できる機会があればルアーでやろうという程度でした。

 ポイント到着後、仕掛けを投入すると、予報とは全く異なり、やや時化気味でした。

 しかも、風と潮が逆で、落とし込み釣りで使う柔らかい竿を使っていた人が多く、また、仕掛けを底に着けっぱなしで、糸ふけを出しまくりの人もいたため、オマツリが多発しました。

 九州ではこの地域でしかオニカサゴ釣りはされていないためか、迷惑なことに落とし込み釣りで使う竿でやろうとする人がいます。

 長くて柔らかい竿を使うと、棚をキープし辛く、かつ潮が速い時に船の下に仕掛けが入り込むような状況などでは、竿を起こすことができず、結果的に根掛かりとオマツリが多発します。

 毎度のことですが、8人乗っていたら4人ぐらいそのような場違いなタックルを使っている人がいます。

 しかも、船長がいつも釣れるようにアドバイスをしてくれているのに、聞く耳を持たないだけでなく、うるさいと感じて反発する「汚客」もいます。(マナーも悪い。)

 今回の釣行では、この釣りが初めての人(柔らかい竿を使った)にオマツリで仕掛け一式をペラに巻かれて切断されましたが、他に被害は少なかったです。(運が悪く、サミングをしていたにも関わらず天秤ががっつり岩の隙間に挟まって根掛かり+高切れ(前回の釣行で損傷していた箇所から)はありましたが。

  釣り方として、2m未満の短い竿を上下して誘う人もいますが、仕掛けの長さが2m程あるため、竿を上げ下げしたところで、一番下の鈎、そして状況により下から2番目の針まで底に着いていることもあります。

  私の場合、今回のように2m以上の長さのある極鋭やバーローズを使う時は、渋い時は竿を上下させつつ3回程やったら7m巻き上げて落とすを繰り返して底付近を狙っています。

  それよりも短いスクイッドロゴスを使う時は、基本的には底についてから5秒待って巻き上げ(速度は12~14ぐらい)をして、7~10m上げたら落とすの繰り返しで成果を上げています。

  釣り方がわからない初心者は、後者の落としてから待つ、そして巻き上げをするやり方の方がおススメです。

  日本各地のオニカサゴ釣りでこのやり方をやっていますが、概ねどの釣り場・海域でも通用しますのでお勧めです。

  この海域のタックルでは、沖の瀬周りでやる時は、潮止まりの時間帯は極鋭を使い、通常はバーローズを使う、そして漁礁周りでは80号を使用するので、やや柔らかいスクイッドロゴスのS~Mでやるのが最適解だと考えています。(基本的には、バーローズ1本でも良いかなと(バーローズのXHとかあれば最高ですが、潮が速く船下に入り込む時はちょっとHでも辛い時がある(1.5ノットぐらい走るときとか))

  シーボーグG300はビーストマスターよりも明らかにパワーもなく、魚探表示がないからかなり使いにくいです。

  極鋭の軽さを活かし、かなりきつい根周りように揃えた道具なので、やはり使い勝手は悪いかなと。

  また、この地域の根魚五目の時は、サバ餌一択です。

 過去にイカを使った時期もありましたが、基本的に食いが落ちるのでやめた方が良いです。(サケ皮とかもダメ)

 当日は、久しぶりに他の人に3キロ程のウッカリカサゴも上がったものの、全体的にパッとしない状況でした。

 家族の面倒を見つつ、かつ他の人のオマツリの処置も手伝ったりしながら、状況を見てジグやインチクを落としてみたものの、朝の一瞬の時合のみしかチャンスがなかったため、チャンスを外した状況でのお試しであり、ルアーへの当たりはなしでした。

  この日はトータルで根魚が20匹以上は釣れたこともあり、家族も満足し、近所へのお土産もできたので結果として良かったです。

  何より釣れても釣れなくても故郷での釣りはとても癒されるので大満足でした。