
1 この記事の概要について
南房総の渡辺丸さんでのクロムツからオニカサゴのリレー釣行記事です。
当日は、クロムツを釣った後に、オニカサゴを水深100m程の場所で狙いました。
2 使用したタックルについて
〇 竿:剛樹 バーローズH(クロムツには最適、オニカサゴにはやや柔らかく使い辛い、スクイッドロゴスの方がオニカサゴにはやはり良さげ)
〇 リール:シマノ シーボーグビーストマスター3000EJ(リコールから復帰した1号機)
〇 道糸:PE3号600m、リーダー:ナイロン14号5m
〇 錘:150号
〇 仕掛け:ハリス6号:1mと50センチ、幹糸8号:50センチ、がまかつのオニカサゴ鈎(ひねりなし)17号

〇 エサ:サバの短冊(生)
3 釣行当日の状況について
11月14日、今回は、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)さんでクロムツ~オニカサゴのリレー釣行に行きました。
いつものように3時30分に集合し、出港し、20分程走ってからクロムツ釣りを開始しました。
今回は、先行している船から潮が速いという情報があったので、フラッシャーサビキではなく、ハリスが長いエサ釣りの仕掛けを使用しました。
1投目は、案の定当たりがなく、しかも前日まで水温が10度近く落ちていて、まだ安定していない状態で、魚の活性がとても低い状況でした。
2投目に隣の方が釣れて(今回は胴の間(一番真ん中))、しばらくして私にも当たりが来ました。
最近、毎回ミヨシや艫が釣れて胴の間は一番釣れ辛い状態になっています。
(毎回釣れない釣り座になっているのはわかっていて、船長も私がそれに気付いているのを知っている様子、まぁ、それほど釣果に拘ってないため、気にせず)
1匹釣れてしばらくして2匹目が釣れて、この2匹目を釣った時に、今日のパターンがつかめたので、そこからコンスタントにヒットを重ね、トータルで6匹上げることができました。
1匹だけ刺身にできる程の良型のクロムツがいて、非常に満足しました。
今回の釣行で、少し呆れたことがありました。
同船者の方がサバが釣れることを予想してオニカサゴのエサを持ってきていませんでした。
船長にサバ釣りをするように言ってましたが、ただでさえ時間が短いのに他の人が迷惑を被るような行為をするので、とてもムカつきました。
みんな同じお金を払っているのに特別扱いみたいなのをされたい老害がどこにもいるなぁと感じました。
船長は、他の人のことを考えてくれて、船長の知り合いの他のお客さんから分けてもらうことで話が付いたみたいです。(私は、前日に近くのスーパーを回って買ってきたので、絶対に上げないと心に決めていました。ズルをする人間がとても嫌いなので)
何だかんだでそこからオニカサゴの釣り場に移動し、開始すると、早速当たりが来ました。
慎重に上げてみるとアカイサキでした。

そこからは当たりがない状況が続きました。
水温の低下と潮が流れない状態で、しかも活性の高い魚はミヨシからポイントに入っていくので、ミヨシにヒットし、艫の人はほとんどヒットがないような状態でした。
件のエサを持ってきていない人がミヨシで釣っていたのは、すごく腹が立ちましたが、平然を装っていました。
小さな魚を逃がすにも、エラに金具を引っ掛けて投げ捨てていたのは、呆れを通り越して、魚がとても可哀そうでした。
そんな中で、なんとか大分の漁礁でよくやる着底して3秒ほどステイしてから巻き上げる方法で1匹本命のオニカサゴを釣りましたが、後が続きません。

しかも、非常に根が荒い釣り場で、根掛かりが酷かったです。
常に仕掛けを動かしている状況でしたが、今回は着底し、竿で仕掛けを上下させて食わせるやり方が良かったそうで、いつもオニカサゴを釣っている大分の釣り場とはやはり異なるやり方があるのだなととても勉強になりました。
最後の方に、この釣り方でなんとかウッカリカサゴを追加し、納竿となりました。

今回の釣行では、クロムツをエサ釣りの仕掛けで狙う要領をつかめ、南房総のオニカサゴ釣りの方法について学ぶことができたので非常に有意義な釣行となりました。
こちらの海域では、深海魚のアラも釣れるそうで、今回は少し期待していたのですが、釣れなかったので少し残念でした。
次回こそは、オニカサゴとアラを釣りたいと思いました。
また、今回はリコールから戻って来た21ビーストマスター3000EJが正常に動いてくれたので、安心しました。
一応、予備で2つリールを持ち込んでいましたが、杞憂で良かったです。
早く2号機が戻ってきて、2台使用して釣りができればと感じました。