1 この記事の概要について

 南房総の渡辺丸さんでのクロムツからオニカサゴのリレー釣行記事です。

 当日は、クロムツを釣った後に、オニカサゴを水深100m程の場所で狙いました。

2 使用したタックルについて

1 クロムツ

 〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス195M

 〇 リール:シマノ シーボーグビーストマスター3000EJ(リコールから復帰した2号機)

 〇 道糸:PE3号500m、リーダー:ナイロン14号5m

 〇 錘:150号

 〇 仕掛け:市販品のがまかつ社製品を使用

前回も使用しましたがよく釣れる仕掛けです。

2 オニカサゴ

 〇 竿:ダイワ 極鋭中深場 225H

 〇 リール:ダイワ 16シーボーグ300MJ-L

 〇 道糸:PE3号400m、リーダー:ナイロン14号5m

 〇 錘:150号

 〇 仕掛け:ハリス6号:1mと50センチ、幹糸8号:40センチ、がまかつのオニカサゴ鈎(ひねりなし)17号

3 釣行当日の状況について

  11月26日、今回は、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)さんでクロムツ~オニカサゴのリレー釣行に行きました。

 いつものように3時30分に集合し、出港し、20分程走ってからクロムツ釣りを開始しました。

 今回は、先行している船からの情報がなく、とりあえず前回使用したエサ釣り仕掛けを試してみようと思い、フラッシャーサビキではなく、エサ用の5本鈎仕掛けにしました。

 船長のアナウンスで反応は底ベタということで、底から5m以内を丹念に探り、リアクションバイトで食わせるようにすると、すぐに1匹目のクロムツがヒットしました。

 続いて2匹目がヒットし、多点掛けを狙おうとゆっくり巻くものの1匹ずつしかヒットしません。

 3匹目を釣った当たりで、一際大きな当たりがあり、しばらくするとバレてしまったみたいで、仕掛けを上げてみると、鈎が曲がっていました。

 正体は、底生のサメのようでした。

 この後も、ぽつぽつとヒットするものの、連続してヒットというわけではなく、偶然ヒットするような状況でした。

 そのような中でも、サメの当たりが続き、次はエサだけ取られただけで済みました。

 結局、6時40分頃まで粘って、トータルでクロムツを8匹ゲットできました。

 他の同船者の方は、ゼロという方もいたので、やはり仕掛けが釣果を左右したのかなと感じました。

 今回は私以外はフラッシャーサビキを使用していました。

 やはり食いが渋い状況では、長ハリスを使用するエサ釣りの仕掛けの方がリアクションバイトを誘発できるので強いのではないかと感じました。(潮が行かない時はフラッシャーサビキが有効)

 クロムツを終了し、そこから10分程走り、オニカサゴの釣りが始まりました。

 今日は良型のオニカサゴが欲しいと思い、船長から教えていただいた、攻め方をやっていると、いきなりオニカサゴの当たりが来ました。

 上げてみると700g程のオニカサゴで、とりあえずオニカサゴのボウズは免れたと思いました。

危険なので背びれとエラブタの方のトゲはカットしています。

 続いて、また仕掛けを投入し、竿をゆっくりと上下させ誘っていると、再びオニカサゴの当たりが来ました。

 次も同じようなサイズのオニカサゴで、幸先が良いと感じました。

 ここからコンスタントにヒットするのかなと思っていると、潮が止まり、かつ水温の

極端な低下により、活性が低くなりました。

 そんな中でもなんとか底付近を丹念に探ると、本命のオニカサゴの他、アカイサキやウッカリカサゴ、アヤメカサゴ、ムシガレイなどがヒットしてきました。

1キロ程の良型のオニカサゴをキャッチできました。
珍しい外道のムシガレイ

 激渋の中、終了までに何とか本命のオニカサゴを追加し、結局、1キロのオニカサゴをはじめ、オニカサゴのみで5匹、クロムツ8匹等非常に満足のできる釣行となりました。

前回のリベンジができて良かったです。

 今回は、手持ちで丹念に探った結果が、釣果に結び付きましたが、他の同船者の方は、置き竿にしている方が多く、その方々にはほとんどヒットしませんでした。

 やはり、渋い状況でも手持ちで誘うとヒットしてくるので、船長の言うとおりにやっていて良かったです。

 今回の釣行も水温が低い状況でしたが、そのような状況でもコンスタントにヒットさせられるように引き続き仕掛け等の検討や研究を引き続き実施したいと思います。