1 この記事の概要について
大分県蒲江沖の根魚五目釣行の記事です。
今回は当初沖の瀬周りの根魚五目でお土産釣りを、その後落とし込み釣りというリレー釣行でした。
2 使用したタックルについて
【自分用 根魚五目】
〇 竿:剛樹 バーローズH
〇 リール:シマノ 22ビーストマスター2000EJ
〇 道糸:PE3号
〇 錘:150号(スカリーシルバー)
〇 片天秤仕掛け:幹糸が60センチ、60センチ、ハリスが80センチのトータル2m、
枝スは25~30センチ、針はオニカサゴの18号、タコベイトはオニカサゴ用のパニックベイトMサイズを使用、ハリス8号、幹糸10号
【自分用 落とし込み】
〇 竿:アリゲーター FP FORCE UB 200
〇 リール:シマノ ビーストマスター3000MD
〇 道糸:PE4号
〇 錘:80号(スカリーシルバー)
〇 ハヤブサ落とし込み仕掛け ハリス14号6本鈎、捨て糸50~70センチ
【家族用 根魚五目】
〇 竿:ダイワ マッドバイパーSTD195MH
〇 リール:シマノ 21ビーストマスター3000EJ ①
〇 道糸:PE3号
〇 錘:150号(スカリーシルバー)
【家族用 落とし込み】
〇 竿:ダイワ マッドバイパー落とし込み MH – 245
〇 リール:シマノ 21ビーストマスター3000EJ ②
〇 道糸:PE3号
3 釣行当日の状況について
12月27日、今回は家族で大分県蒲江から出船するエンペラーさん(https://ameblo.jp/emperor-ooita/)に根魚五目釣りと落とし込み釣りのリレー釣行でお世話になりました。
当日は、6時50分に集合し、その後出船になりました。
当初、落とし込み釣りのポイントを確認し、ベイトがいれば落とし込み釣りを行い、いなければ沖の瀬周りに直行という流れでした。
港から出て15分ぐらい走り、落とし込み釣りのポイントに到着するも小魚の株が定着しておらず、落とし込み釣りが成立しそうになかったため、予定通り沖の瀬周りの根魚五目を行うことになりました。
ポイントに到着後、仕掛けを落としてみると、水深が140mに対し、二枚潮のためか20mぐらい糸が多く出ました。
今回は右舷艫から①、②でやっており、仕掛けは上潮がなければ真下に落ちるという状況でしたが、2枚潮がきつかったため、左舷側に流れました。(今回は当初は潮止まりからのスタート)
今回は家族サービスの釣行ということもあり、家族の面倒を見ながらの釣りだったので、まずは魚の掛け方を確認するために、この海域でいつも使う方法を試してみました。
何回か試して当たりがなかったので、仕掛けの巻き速度と潮の流れを同調するぐらいにして底付近から仕掛けが離れないように、かつ誘いができるようにしてみるとレンコダイやアヤメカサゴ等がヒットしてきました。
同じやり方を家族にも伝えてやらせると、レンコダイがヒットしてきました。
当日は、7名でミヨシ側に4人のグループの方(ほぼ初心者で手巻き)と左舷に1名(根魚五目は初めて)、うちの家族2名という構成でした。
家族の面倒を見つつも、自分も底付近をシビアに攻めると、アマダイらしき当たりが来て慎重に上げて来ると30センチ程のアマダイでした。
その後、同じように狙っていると先ほどよりも遥かに強い当たりが来たので、マハタかなと思い慎重にやり取りしてくると、大きなアカアマダイが浮いて来ました。
今までこの海域で40センチクラスは数多く釣って来たものの、それを超える50センチオーバーのアマダイでした。(家に帰っての計測では、50.4センチ)
このアマダイを皮切りに、当日の攻略方法が概ねわかったので、それでやってみると45センチのアマダイと30センチ程のアマダイを追加することができました。
当日は2枚潮の影響が大きく、アマダイ攻略が難しく、私が釣ったこの4匹以外には上がりませんでした。
レンコダイやカサゴなどがコンスタントに上がっていたので、根魚五目を重視してやり、13時頃に落とし込み釣りに移行しました。
ポイントではエサが微妙につきづらく、かつ潮の流れが変な流れをしており、非常に釣り辛い状況でした。
一応、落とし込み釣りは15年以上もやっているので、今までの経験から付け方をちょっと工夫してみると、すぐにエサが付き、当たりが来てオオニベがヒットしました。
その後は、ウッカリカサゴやアヤメカサゴがベイトに食いついて来て、エソかなと思っていた予想を見事に裏切ってくれました。
家族はこの釣りが初めてのため、エサ付けから教えて、エサが付いた状況で待っていると、私が釣ったサイズと同等の4キロ程の可愛らしいオオニベが釣れました。
青物は隣の釣り人が釣った3キロ程のハマチのみで、群れが小さいのか連続ヒットとはなりませんでした。
今回は落とし込み釣り用に世田谷のフィッシングパラダイスさんで作っているアリゲーターの落とし込み釣り用の竿、FORCE UB 200を使いましたが、長崎の五島海域でテストしたためか、繊細な穂先と強靭なバットが見事に両立した素晴らしい竿ということを実感できました。
しかしながら、大分のこの海域では大きくても20キロのオオニベぐらいしか大物は当たることがないので、もうワンランク下の強度の竿が良いかなと感じました。
また、最近の落とし込み釣りは、10年以上前のように10キロ以上のオオニベや80センチオーバーの真鯛、10キロオーバーのブリもなかなか混じらないので、夏の仕掛けよりも少し太い12号ハリスの仕掛けの方がエサの付きも良いかなと感じました。
何にせよ根魚を含め、トータルで40匹以上も釣れたので満足のいく釣行でした。
途中、柔らかい竿を使った人にオマツリで家族用のリールの糸をペラに巻かれて切られたのがちょっと痛かったです。
釣り座的に一番安心なのはやはりミヨシなのかなと思いました。
今回の後半の落とし込み釣りは、左ミヨシからポイントに入る状況で、落とし込み釣りに関しては、根魚五目と同様に一番最初にポイントに入る釣り座が有利です。
まぁ、釣れることよりも道具の損傷がなく釣りを終えることができることのほうがやはり重要かなと思います。
釣れたオオニベは白子が入っていたこともあり、これから産卵時期なのかなと感じました。