1 この記事の概要について

  大分県蒲江沖の根魚五目釣行の記事です。

  今回は沖の瀬周り(水深120m前後)及び漁礁周り(水深95m前後)を片天秤仕掛けで、マハタやオニカサゴをメインに狙いました。

2 使用したタックルについて

 〇 竿:剛樹 バーローズH(錘150号用)、マジックバイトRR18(錘80号用)

 〇 リール:シマノ 22ビーストマスター2000EJ、ビーストマスター3000MD

現時点で出ているリールの中で最高に使い易いと実感(22ビーストマスター2000EJ)

 〇 道糸:PE3号、リーダー:ナイロン14号 

 〇 錘:80号~150号(スカリーシルバー)

3 釣行当日の状況について

  令和4年12月28日、前日に引き続き大分県蒲江から出船するエンペラーさん(https://ameblo.jp/emperor-ooita/)に根魚五目釣りでお世話になりました。

 当日は、自分一人で乗ってのんびり釣りをすることができました。

 今回はうねりがあったため、まず少し浅い沖合いの瀬回り(水深120m前後)攻めました。

 当日も、6時30分に集合し、その後出船になりました。

 今回は最初から片天秤仕掛けでオニカサゴやマハタを狙うつもりで、仕掛けを準備しました。

 ポイント到着後、投入し、スローで巻き上げていると、小刻みな当たりが来て、底から10m程巻き上げると竿が刺さるぐらい曲がりました。

 何かと思い上げてみると、キダイ(レンコダイ)が3枚付いており、幸先の良いスタートとなりました。

その後もレンコダイやアヤメカサゴ、ウッカリカサゴ、小型のオニカサゴがコンスタントに釣れ、非常に美味しいヒメダイも釣れました。

よく釣れたウッカリカサゴやレンコダイ
超高級魚のヒメダイ、とても美味しかったです。

 特に、レンコダイがよく釣れ、仕掛けに2匹、3匹付いてくることがざらにありました。

 他の方は、それほど当たりがなく、その理由としては、底に仕掛けを置いて、巻き上げることをしていないためでした。

 今回は、初心者の方もいたため、特にオニカサゴの危険な部位を知らなかったため、危険な部位を除去する処置を実施しました。

 3時間程沖の瀬周りを釣って、レンコダイ以外目ぼしい釣果がなかったため、深島周辺の漁礁を攻めることになりました。

 この時点でクーラーにはレンコダイなど多くの魚が入っており、これ以上釣ると帰ってから捌くのが大変になると思い、漁礁周りはインチクで狙うことにしました。

 漁礁に到着するも、非常に潮が悪く、他の方に小型のマハタやウッカリカサゴ、アヤメカサゴがたまにヒットするぐらいで、結局、状況が悪く、続けてもダメそうだったので早上がりしました。

 いつもは、インチクでやるとマハタが必ず釣れるのに、全く当たりがない状況でした。

 今回の収穫は、漁礁用の仕掛けとして、船長から教わった仕掛けに関東の根魚用の仕掛けをアレンジしたものを作ることができました。

 毎回片天秤でやると釣れるのですが、根掛かりが多いのが悩みの種だったので、これでもっと効率的に漁礁周りを攻められるので良かったです。

 作り方としては、胴付き2本針で幹糸がフロロ10号80センチ、上の針はフロロ8号30センチ、下の針はフロロ8号40センチです。

 上の針はトリプルサルカン等で結節し、一番下の鈎はサーモンサルカンで錘を直結する関東のカサゴやアカハタを狙う仕掛けと同様のものです。

 関東の仕掛けと違う点は、錘の部分に捨て糸を付けるかどうかです。

 捨て糸があってもそれほど下のハリスとはまつらないですが、以前の関東での釣行で少し気になったため、サーモンサルカンで直結しました。

 結節具が多いとトラブルのもとになるため、この結節具を採用しました。

 タコベイトを付ける点は、片天秤仕掛けと同様です。

 今回は超高級魚のヒメダイも釣ることができ、前日とは異なり大物は出なかったものの良い納竿釣行となりました。

当日の釣果の一部