当初のポイントに到着してすぐに船長に1キロないぐらいの真鯛がヒットし、幸先良いと思っていたところ、その後見事に激渋に・・・
それでも何とか粘っていると強い当たりが来て、テンションが抜けたり、張ったりしていたので、ああ太刀魚だなと思いあげて来ると、指3本ぐらいの細い太刀魚でした。
その後も、同じサイズの太刀魚がヒットし、今日はタイが釣れないと思っていると、レバーブレーキのフォールの着底後にすぐに大きな当たりが来ました。
当たった瞬間かなり重かったので、また巨大なホウボウかなと思い上げてくると、やたらと走る、それも思い出したかのようにで、エイではないから、多分底に住んでいるサメだと思い上げてくると、1mないぐらいの微妙なホシザメが上がってきました。
タイラバの外道として時々釣れる魚ですが、釣るのは10年ぶりぐらいで、なんか久しぶりに見る魚だと感慨深く感じました。
次第に当たりもなくなってきて、以降も場所移動するも全く潮が動いておらず、万事休すでした。
そんな中、底付近を重点的に攻めていると、着底後にトラギスがかかったような当たりが来たので、変なのが釣れたと思い上げてみると、まさかのシロギスでした。
シロギスをタイラバで釣ったのは初めてで、フックはしっかりと口の周りに刺さっていました。
釣れたのは15センチ程のシロギスで、私の経験上、25センチ以上のシロギスはボケジャコを食べたり、小魚を食べたりと食性が変わるので、タイラバに食うのはありうると思ったのですが、15センチ程のシロギスがタイラバにヒットするとは夢にも思いませんでした。
なお、15センチ以上のシロギスを狙って釣りたいのであれば、やや太い青イソメを使うと釣り分けができますのでお試しあれ(1年で6000匹近くのシロギス(3本針の仕掛けで)を釣ってきた経験に基づくものです。)
その後も当たりはあるものの、小さな太刀魚の当たりで、ショートバイトばかりでした。太刀魚がこんなにいるのなら、ジグを持ってくれば入れ食いだったのにと後悔しました。
結局、マダイは上がらなかったものの、外道のシロギスや太刀魚、ホシザメなどいろいろな魚が釣れてとても楽しかったです。
やっぱりレバーブレーキのスピニングタイラバは最高でした。
船長に使ってもらったらやり辛いと言っていたので、やはり自分のスピニングスタイルの完成形なので、他の人にはやり辛いのかなと感じました。
なお、レバーブレーキのスピニングタイラバでは、レバーのオン/オフをやり取りでは使いません。
これをすると青物など走る魚の場合、レバーブレーキ部分が壊れます。よくこのレバーオン/オフを多用すると格好いいと勘違いしている人がいますが、修理代が馬鹿にならないので真に受けないのが賢明です。
タックル:ダイワ 紅牙EX C69MHS-SMTT
リール:ダイワ 17モアザン2510-LBD(4.9:1のノーマルギア)
ライン:PE1号、リーダー:フロロ3号(シーガーグランドマックスFX)
ルアー:セブンスライド60g(オレンジ)、紅牙フレアリーフ(オレンジ、赤等)
フック:ハヤブサマイスターフックM(セブンのジャンプパーツで3本針仕様)、
シーハンター(赤)8号