この竿の特徴は、ローレスポンスと銘打っているだけあって低反発です。

そのため、テクニカルな釣り方を要求されるのが面白い所だと感じています。

性能としては、長さ:1.91m、重さ:133g、ジグウェイト:60~150g、適合ライン:PE0.8~1.5号 となっています。

実際に使ってみて、適合ウェイトに関しては、40~100gと感じました。

実際に、最大負荷をかけてやるとローレスポンスでもあるため、曲がりすぎてジグの動きを殺すにせよ、まったくアクションさせられない状態でした。

最近流行しているウルトラライトジギングには非常に向いている竿です。

理由の一つとしては、さすがにソルテイガシリーズだけあり、ブランクの粘りの強さが違います。

タイジギング専用の竿などに比べても、大物がかかったときの安心感があり、この竿の方がタイジギングなどにも向いていると思います。

また、この竿はバーティカルのスピニングタイラバにも最適で、実際北海道でもクロソイなどをたくさん釣りましたが、予備タイラバロッドとしても秀逸な性能を発揮します。

どれか1本だけ持っていけるという状況なら、浅い所であればこの竿が最高です。

適合するリールとしては、当初18ステラの4000PG(巻き取りの長さは80センチ程)で合わせていましたが、ローレスポンスロッドのため、竿が曲がりすぎて糸ふけの回収が間に合わないことも多かったです。

次に、18ステラの4000XGで試したところ、巻き取りはできるものの4000XGでは、パワーが足りなく、40gのジグでやっと使えるぐらいだったので、結局、ダイワの現行の尾長モンスター4000LBDになりました。

意外とウルトラライトジギングに向いていた尾長モンスター4000LBD
ジギングでレバーブレーキのスピニングを使うのには理由があります。

実際の釣行では、ハマチやタイ、ソイ類だけでなく、イサキ、ジギングでは超レアなカワハギも釣れ、小鯵サイズの魚でもあたりが明確にわかりました。

この竿はオールマイティーに使え、かつ非常にパワーがあるので、ウルトラライトジギングには最適なのですが、値段がそれなりにするので使う人が少ないのが残念なところです。

浅場で釣れたカワハギ、しっかりと針が口に刺さっていました。
竿のパワーはありますが、ティップは柔らかいので小さな魚の引きも楽しめます。(バットはかなり強いですが・・)
マゴチなど引きが強い魚は非常に楽しいです。
北海道でもテストしましたが、とても楽しい釣りになりました。黒ソイは良く引くし、エゾメバルの小さな当たりも弾くことなく掛けられる繊細さがあります。