1 この記事の概要
伊豆の須崎からキンメダイ釣りに出港する番匠高宮丸さんでの釣行記事です。
釣行当日(2020年11月19日)は新島周辺でキンメダイを狙いました。
2 使用したタックル
〇 竿:剛樹 番匠高宮丸スペシャルエディション206S
〇 リール:ミヤマエ コマンドZ9 キンメSPECIAL(24V)
〇 道糸:PE12号1400m、リーダー:ナイロン40号(6m)
〇 錘:鉄筋錘2キロ(船宿指定)、仕掛け15本鈎、クッションゴム5mm・1m
3 釣行当日の状況
今回は再びキンメダイ釣りに挑戦しました。向かった先は、伊豆の先端にある下田市須崎からキンメダイ釣りで出港している有名な「番匠高宮丸(https://www.banjyotakamiya.com/)」さんです。
(前回の釣行記事(釣りぽ版)→ https://tsuripo.com/shizuokaken/post-14161/)
(前回の釣行記事(当ブログ版)→https://tyokinbako9901.jp/archives/1250)
こちらの船は、船長も常連さんも親切な方が多く、初心者の方にも丁寧に釣り方を教えてくれて、とてもおススメの船です。
当日も1時間程新島の方へ船を走らせて、それから第1投となりました。
今回は私の他3人お客さんがいて、船長も竿出しをしており、釣り座は一番真ん中の胴の間でした。
1投目は着底と同時に魚が付き、船長の指示でそのまま糸を送り出してしばらくしてから回収するとキンメダイが5匹連なって上がってきました。
ミヨシの常連さんは、10匹以上かかっており、しかもサイズが大きくかなり羨ましいと感じました。
この釣りは、釣り座で釣果に明らかに差が出ることが多く、ミヨシが良かった時はトモがダメだったり、その逆もあるそうで、釣り座選定に悩むとのことをベテランの方に教えてもらいました。
仕掛けがポイントに入るかどうかで釣果が決まる釣りだそうで、特にエサ等に拘る必要もなく、船宿で用意される仕掛けを使っても釣果に差がでないとのことでした。
この釣りは1投目が一番釣れることが多いそうで、この日も2投目以降はあまり釣果が芳しくありませんでした。
2投目~3投目はスカで、それから4投目は1匹付き、食いが渋かったため、ポイントを変えました。
次のポイントは駆け上がりで、上に付いている中間錘(40号)を外して、底から根がからないようにスローで巻き上げてくると、底から5m程で当たりが来て、ゆっくり上げてくると2匹付いていました。
船長にかけあがりの攻略の仕方を教えてもらいましたが、一旦巻き上げたら底に落としてはいけないとのことでした。
その理由としては急峻な根周りを攻めているためで、底を取り直すと根掛かりが頻発するためです。
中間錘は払い出す時には使用しますが、駆け上がりの時は外した方が無難だそうです。
また、根掛かりをした際に錘を切れやすくするために、捨て糸に結びコブを作ると切れやすくなるとベテランの方に教えていただき、やってみるとスムーズに根掛かりを切ることができました。
キンメ釣りの錘は鉄筋なので、海に残ってもエコなので良いなと思いました。
結局、6投目がスカで、7投目で1匹、8投目がスカで、トータル9匹のキンメダイを釣ることができました。
今回は前回の教訓を踏まえて、竿を専用竿に変えてみましたが、非常に使いやすく、バラシもありませんでした。
キンメダイを奪うイルカやサメがいなかったのも良かったです。
番匠高宮丸さんでは、タックルや仕掛けを含めたフルレンタルもやっているので、キンメダイ釣りをやりたいけど、専門の道具を持っていない人にもお勧めです。
私のようにタックルを持っていても、仕掛けを作成したり、エサを準備するのが大変と考える人には、仕掛けセットのプランも安価でお勧めです。
仕掛け自体はキンメさがりで作るのが容易ですが、エサの数が多く、自分でやるとかえってコストがかかることが多いです。
伊豆のブランドキンメダイはやはり非常に脂が乗っていてとても美味しかったので、また釣りに行きたいと思いました。