1 記事の概要について

 伊豆の須崎からキンメダイ釣りに出港する番匠高宮丸さんでの釣行記事です。

 当日は新島周辺でキンメダイを狙いました。

2 使用したタックルについて

 〇 竿:剛樹 G-DIVE(Mモデル)

 〇 リール:ミヤマエ コマンドZ9 キンメSPECIAL(24V)

 〇 道糸:PE12号1400m、リーダー:ナイロン60号(6m)

 〇 錘:鉄筋錘2キロ(船宿指定)、仕掛け15本鈎

使用したタックル

3 釣行当日の状況

 今回は前回に引き続き深海釣りに挑戦しました。向かった先は、伊豆の先端にある下田市須崎からキンメダイ釣りで出港している有名な「番匠高宮丸(https://www.banjyotakamiya.com/)」さんです。

 こちらの船は、船長も常連さんも親切な方が多く、初心者の方にも丁寧に釣り方を教えてくれて、とてもおススメの船です。

 当日は3時50分に集合して、1時間程新島の方へ船を走らせて、5時30分頃から第1投となりました。

 1投目は着底と同時に魚が付き、船長の指示でそのまま糸を送り出してしばらくしてから回収するとキンメダイが5匹連なって上がってきました。

初キンメ、新島周辺海域のキンメのサイズに驚かされました。

 隣の常連さんは、サメにかじられたりしたみたいで、キンメの頭だけになったり仕掛けが切れていました。

 巻き上げ速度は、コマンドZ9で速度7~8(1秒に約1mぐらい)で、順番に巻き上げていき、先に巻いている人の仕掛けを追い越さないように速度調整をすることが必要です。(ダイワのマリンパワーも同じ速度設定で大丈夫だそうです。)

 巻き上げ速度は、船電源を使用するため、変動することもあるそうで、注意していないといつもと同じ速度指定をしていても実際はかなり速く巻いていたりすることもあるそうです。

 続いての2投目は、1匹のみで、ポイント移動しました。

 3投目以降は、ポツリポツリという感じで、隣の常連さんや船長にたまにヒットするような状況で、相変わらずサメにやられたり、途中でカジキマグロがヒットしたりと、数が伸びないような状況でした。

 最後の8投目の流しで、かろうじて1枚追加でき、数は少なかったものの非常にサイズが良かったので満足いく釣行となりました。

釣果は7匹、1匹は船長からいただきました。

 今回は竿がベニアコウやアブラボウズにも使える竿を使っていたので、当たりがやや取り辛かったので、次回は専用のキンメ竿を使おうと思いました。

 現時点で最高のキンメ竿と言われているのは、今回お世話になった番匠高宮丸さんが剛樹とコラボして作った番匠高宮丸モデルのキンメ竿です。

長さが1.85mのと2.06mの2タイプがあり、常連さんのおススメは、1.85mです。

今回船長と隣の常連さんがこの竿を使っていて、非常に当たりがわかりやすく、キンメ竿なのにバットのパワーもあり、不意の外道にも十分対応できるバランスを持った良い竿だということがわかりました。

 番匠高宮丸さんでは、タックルや仕掛けを含めたフルレンタルもやっているので、キンメダイ釣りをやりたいけど、専門の道具を持っていない人にもお勧めです。

 私のようにタックルを持っていても、仕掛けを作成したり、エサを準備するのが大変と考える人には、仕掛けセットのプランも安価でお勧めです。

 伊豆のブランドキンメダイは非常に脂が乗っていてとても美味しかったので、また釣りに行きたいと思いました。

4 その他(仕掛けのコツ等)

 この釣りでは、クッションゴムは5mmの1mを用います。(今回。私はショックリーダーを入れていましたが、バレはほとんどありませんでした。)

 深海釣り用のヨリトリリングは、釣り場のポイントにより根掛かりの原因となるので、使わない方が良いそうです。

ヨリトリリングがなかったので今回は洗濯ばさみの方が使いやすそうでした。

 また、中錘の40号が必須だそうです。

 場所によっては駆け上がりになっているところでは、10号程の軽い中錘が必要だそうです。

 中錘がないと仕掛けを底に這わせることができず、キンメの釣果が落ちるそうです。