1 この記事の概要について

大分県蒲江沖の落とし込み釣りの記事について紹介しています。

今回の釣り場の水深は70~90m程スパンカー及びドテラ流しで落とし込み釣りを楽しみました。

2 使用したタックル

 〇 竿:ダイワ マッドバイパー落とし込み245MH

 〇 リール:ダイワ 19シーボーグ500MJ

 〇 道糸:PE4号500m

 〇 市販の落とし込み釣りの仕掛けを使用

夏場は比較的小型の鈎が有効

 〇 錘:80号(スカリーシルバー)

3 釣行当日の状況等

8月20日に大分県蒲江沖をメインに出港する「emperor」(https://ameblo.jp/emperor-ooita/)さんに落とし込み釣りでお世話になりました。

今回は船長と二人だけの釣行で、深島周辺で釣りをしました。

今回も前回と同様潮が悪く、エサが付いても時折魚がヒットするような状況でした。

まず船長に真鯛がヒットし、続いてハマチがヒットしました。

その後、私に3キロ程のオオニベがヒットし、その後はまた渋い状態が続きました。

3キロ程の小型のオオニベ

潮が全く動いていないため、エサが付いて底に仕掛けを置くようなドテラ状態になり、そのように釣っていると船長に小型のマハタがヒットしました。

船長からドテラ状態の落とし込み釣りのやり方を聞いてやってみるとすぐに3.5キロの真鯛がヒットしました。

3.5キロのイワシ真鯛

その後、また潮の流れが悪くなり、朝一の場所に移動すると幾分潮が良くなっていたので、そこでドテラで落とし込み釣りをやっていると150m程糸を出した状態で、聞き合わせをしてみると、突然、竿先をひったくられたので合わせを入れてファイトを始めると、先ほどの真鯛に比べ引きが弱い物の真鯛とわかる引きでした。

上げてみると2.5キロの食べごろ真鯛で、この真鯛は針を丸飲みしていました。

2.5キロの食べごろの真鯛

通常の落とし込み釣りでは、針が唇周りにかかりますが、このドテラの釣り方では結構な確率で丸飲みされてしまいます。

この真鯛を釣ってまたエサの付きも微妙に悪くなったので、違うポイントへ移動しました。

次のポイントではエサが付くものの小鯵が多く、仕方ないので小鯵を付けて待っているといきなり竿先をひったくられました。

最初はハマチのような引きをしていたので、ハマチと思いながら上げてくると水面付近で茶色い魚体で頭に八という文字が見えたので、この地域の落とし込み釣りではなかなか釣れないカンパチでした。

しかも、養殖物で生け簀から脱走してきた非常に丸々として美味しいそうなカンパチでした。

3.5キロの養殖いけすから脱走したカンパチ

このカンパチが釣れたので状況が好転するかと思っているといきなり浮き上がるような当たりがあり、意外と軽かったのでヤガラかなと思ってやり取りをしていると1.5m程のアカヤガラでした。このサイズも、この地域では珍しい物でした。

長崎のジギングではお馴染みのサイズですが大分では大物になります。(胃袋にはイワシが2匹)

この魚を最後に状況が良くなりそうになかったので、早上がりしました。

結果的には渋かったものの、高級魚のカンパチ(脱走)の他に真鯛やオオニベ、アジ等も釣れ、十分な釣果でした。

40センチオーバーのギガアジ

さらに、emperorの船長が考案したドテラの落とし込み釣りの要領について教えてもらい、実際に釣果に結びついたのでとても勉強になりました。

8月はまだまだ渋い状況が多いですが、徐々に釣果も良くなってきているので、次回釣行予定の9月の落とし込み釣りがとても楽しみです。

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大分の落とし込み釣りのタックル等について

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