1 この記事の概要について

  千葉県南房総白浜漁港沖のベニアコウ釣行について紹介しています。

  今回の釣り場は、水深が約780~870m程の釣り場で4回投入でした。

2 使用したタックルについて

 【その1】

 〇 竿:アリゲーター 紅スカーフ

 〇 リール:ミヤマエ コマンドZ30

 〇 道糸:PE12号1800m

 〇 錘:700号(中錘80号)

【その2】

 〇 竿:アリゲーター バチスカーフ2100S

 〇 リール:ミヤマエ コマンドZ9 キンメスペシャル

 〇 道糸:PE10号1500m

3 釣行当日の状況について

  4月12日(土)、南房総の白浜漁港にある亜美丸さん(https://amimaru.sakura.ne.jp/)にベニアコウの仕立船でお世話になりました。

 今回もベニアコウの師匠をはじめ、仲間内での仕立船でした。

 当日は、5時過ぎに集合し、6時前ぐらいに出港しました。

ポイントまではいつもと同じく40分程走り、それから第1投となりました。

 今回の釣り座は、若干うねりがあったため、グループで一番若い私がミヨシでした。

 1投目着底後に糸ふけを取るとカウンターが820mを表示していました。

 船長からかけ上がりを攻めるから気を付けるように言われたため、底付近に置きっぱなしの方法を取らず、オニカサゴと同様の方法を取ることにしました。

 潮は少し流れているものの、仕掛けがその場に留まることが多かったので、船長の指示で糸を出さずに船で引っ張る方法を取りました。

 船で引っ張られた後、糸ふけを取るとベニアコウのような明確な当たりが来ました。

 深海ザメの当たりもベニアコウとよく似ている時もあるため、ほぼほぼベニアコウという確信が持てていたものの、周りの人にはサメっぽいですと伝えました。

 やがて回収の指示がかかり、ゆっくり巻いてくるとかなりの重量感があり、水深の半分で竿先が叩かれました。

 100m付近で竿先を叩かなかったので、間違いないと思っていたら、前方に糸がふけて、水面に赤い魚体が浮いて来ました。

 4キロ程の食べごろのベニアコウで、上から2番目の針に食っていました。(サクラエビ夜光のタコベイトにヒット)

 まさかの久しぶりの第1投目でのベニアコウのキャッチだったので、非常に嬉しかったです。

 前回は200キロクラスのマグロが入れ食いの日に当たり、周りがマグロがヒットする中、一人だけ着底後水深850mでヤリイカの1ハイかけにカジキマグロがヒットし、針を曲げられてすっかりペースが狂い、散々な状況だっただけに嬉しさもひとしおでした。

 周りでは深海ザメがヒットしており、自分の仕掛けも針が2本なくなっていました。

 2投目では潮が止まって来たためか、深海ザメとアナゴが、3投目は一番上の針に怪獣が、最後の流しではトウジンがヒットして終了となりました。

 今回は私のベニアコウのみで、みんな外道すらヒットしづらい状況で散々な潮周りでした。

 今回の釣行ではクロマグロがいなかったものの、20キロ程のオキザワラが水面で垂直に跳ぶ姿を間近で見ることができ新しい発見となりました。

 本命もキャッチでき、仲間との楽しいひと時を過ごすことができ非常に楽しい釣行となりました。

 残るベニアコウ釣行は2回程ですが、可能であればもう1本くらい釣りたいなと思いました。