
1 この記事の概要について
竜一丸さんにお世話になり、千葉県の館山沖でアミコマセのイサキ釣りと釣れたイサキをエサに狙う泳がせのカンパチ釣りを楽しみました。
2 使用したタックルについて
【泳がせタックル】
〇 竿:剛樹・アルファタックルコラボモデル グラスラムオーバーリミテッド(2024年フィッシングショー限定モデル)
〇 リール:アリゲーターバトル20GT
〇 道糸:PE6号400m、リーダー:ナイロン30号
〇 錘150号
〇 白浜沖と同じ仕掛けを使用
【イサキ釣り(コマセ釣り)】
〇 竿:アリゲーター アリシア165SEN
〇 リール:ダイワ シーボーグ200J(右巻き、リブレのクランク120を装着)
〇 道糸:PE2号 300m、リーダー:ナイロン8号
〇 船宿仕掛け:長さ3.5m、ハリス1.5号、ムツ9号
〇 ビシ:サニービシFL60号(下は全て閉塞、上は3分の1開ける)
〇 エサ:イカタン(船宿支給)

3 釣行当日の状況について
令和6年7月7日、今回は釣り仲間のお誘いで南房の館山方面(洲崎のちょっと先)から出港する竜一丸さん(http://ryu10.com/) にお世話になりました。
こちらの船宿では、大体7月~8月頃にかけて大型のカンパチがやってくるそうで、イサキを釣り、そのイサキをエサにしてカンパチやクエ(モロコ)を狙うそうです。
今回は港に5時に集合し、霧が出ていたので少し待ち、それから軽トラックに荷物を乗せて、釣り仲間と一緒に竿だけ持って港まで歩いて向かいました。
船宿から港までは歩いて3分程で、船宿の駐車場は狭いので大型の車に乗られている人は入口などに注意する必要があります。
船に乗ってからコマセのジャンボと付け餌の白いイカタン(素手でないと付け辛いサイズなので注意)が配られました。
ポイントは港の目と鼻の先で出港後3分程で到着となり、釣り開始となりました。
コマセ釣りは、九州の方で石鯛のコマセ釣りやイサキやアジのコマセ釣り等を長年やってきましたが、関東では初めてだったので船長の言う「20の17」のような言い方には最初戸惑いました。
これは20mまで落としてそこからコマセを撒いて、17mで止めて当たりを待つという意味で、途中から18のように止める棚しか言わなくなったりするので、慣れていない人は注意が必要です。
最初は戸惑ったものの、慣れて来るといつものコマセ釣りと同じだったので、イサキのトリプルが連続しました。
釣り仲間のアドバイスでイサキが当たった時に少し仕掛けを下げると追い食いするとのことだったので、その通りにやったら追い食いで一気に数が伸びました。
エサのイサキがどんどん溜まっていったので、エサとして大きすぎるのはクーラーに入れて小さめのものをキープしていきました。

今回失敗したのは、いつもアジの泳がせの時にはアジを掬うための網を持って行っているのですが、今回は忘れてしまったので、イサキの餌付けにずいぶん手間をかけてしまいました。
ある程度イサキを釣ったところで、カンパチ狙いとなりました。
こちらの船のスタイルとしてコマセ釣りをしてイサキを釣り、魚を寄せながら泳がせているイサキにカンパチやクエを食わせるという竿を2本出しの特殊なスタイルでした。
そのため、ロッドホルダーも2つ必要です。
当然、自分の竿だけでなく、他の人とのオマツリも発生しましたが、予想していたものよりは少なかったです。
当日は、カンパチやクエは釣れなかったものの、他の人にヒラメが釣れていました。
この日はとても暑く、途中から泳がせはもう良いかなと思い、コマセ釣りに集中するとメジナやメイチダイ(シロダイ)がヒットしてきて、また、ハリスが細かったため1発で切られたことも多々ありました。

イサキに関しては当日は最大40センチの程のものが釣れて、数も30匹以上釣れて、カンパチ等の大物は釣れなかったものの、とても楽しい釣りとなりました。

船宿の雰囲気ものんびりとした雰囲気でとても良いところでした。
今回はミヨシで短い泳がせ竿を使いましたが、やはりうねりがあると竿先の上下が酷いので、2m以上の長い竿が良いと感じました。
リールも手巻きを持って行きましたが、船が小さめの船なので、釣り座によっては足場が悪いので、ウィンチスタイルで一気に巻き上げる方法で電動リールを使用した方が安全かと思いました。
コマセ釣りのタックルは、電動でも良いですが、手巻きのタックルでも良いかと感じました。(カウンター表示がないリールはダメ)
関東のコマセ釣りは初めてだったので良い経験ができ、また釣り仲間と楽しい釣りができたので良かったです。
竜一丸さんは午前、午後と2部に分かれており、真鯛のコマセ釣りもやっているので、次回は久しぶりに真鯛のコマセ釣りに行きたいと思いました。