1 この記事の概要について
南房総の渡辺丸さんでのクロムツからのスルメイカとアカムツのリレー釣行記事です。
当日は、クロムツを釣った後に、スルメイカとアカムツを同じポイントで狙いました。
2 使用したタックルについて
【クロムツ及びスルメイカ用】
〇 竿:剛樹 スクイッドロゴス175S
〇 リール:ダイワ シーボーグ300MJ
〇 道糸:PE3号400m、リーダー:ナイロン14号5m
〇 錘:150号
〇 仕掛け:フラッシャーサビキ、プラヅノ18センチ
【アカムツ用】
〇 竿:剛樹 バーローズH
〇 リール:シマノ シーボーグビーストマスター3000EJ
〇 道糸:PE3号500m、リーダー:ナイロン14号5m
〇 錘:150号~200号
〇 仕掛け:幹糸8号1m、捨て糸6号1m、枝ス6号50センチ、鈎:オーナー アカムツ18号、マシュマロボール使用(オレンジ、黄色、ピンク ※アカムツ専用 無発光)
3 釣行当日の状況について
10月28日、今回は、南房総の渡辺丸(https://watanabemaru.jp/)さんでのクロムツ~スルメイカ及びアカムツのリレー釣行に行きました。
3時30分に集合し、出港し、20分程走ってからクロムツ釣りを開始しました。
1投目は当たりがなく、2投目は底から20mまでをスロー巻き上げで誘っていると、いきなり当たりが来ました。
追い食いを待って上げてみると、食いが渋いのか1匹だけでした。
しかしながら、いつものクロムツよりも一回り大きなサイズで40センチ程のクロムツでした。
次の投入では、同じようにやっているとムロアジがなぜかヒットしました。そこからはチビキやクロムツがコンスタントにヒットしてきました。
6時前までやって結果クロムツが7匹(40センチ前後が5匹)、ムロアジ、チビキが釣れ、お土産には十分な釣果でした。
そこからスルメイカとアカムツのポイントに移動し、先ずはスルメイカからやりました。
今回は竿のテストも兼ねていたので、いつも勝浦沖で使用しているものと違う竿でやってみました。
水深が170mで、潮が効いていることもあり、200m近く糸を出されます。
しかも、釣り座が船の下に糸が入り込む場所だったので、柔らかい竿でなく、硬めの竿を持ってくれば良かったと後悔しました。
スクイッドロゴス175Sは、150号を乗せてもそれほど曲がりすぎないですが、やはり柔らかいため、水深が150m以上のところでは非常に釣り辛いです。(当たりはスルメであれば余裕で取れますが)
いつもの勝浦沖のスルメイカの攻略方法を試して、足が1本しかかからないシビアな状態でしたが、当たりがあった分を全て拾ってキャッチに結びつけ、渋いながらも1時間程で3ハイ釣りました。
8時前頃にスルメイカを止めて、アカムツに移行しました。
この時期は、アカムツの産卵のため、スルメイカと同じポイントで釣れるそうです。
こちらのアカムツは普段は水深が230m程の所にいますが、この時期は150~170mのところにいるそうです。(そのため、錘は150号を使用、普段は200号)
仕掛けを投入すると、底付近で当たりがあるもののサメやサバ、ユメカサゴ、ミズフグ等多彩な外道が釣れるものの、本命のアカムツがヒットしませんでした。
結局、潮が止まって魚の当たりがサメしかなくなったところで沖上がりとなりました。
今回は、いつもは開きにして一夜干しにするサイズのクロムツではなく、40センチ前後の良型のクロムツが大半を占めていたため、非常に嬉しかったです。
この時期は、クロムツは新しい群れが入ってきて、沖目には大物のクロムツ達がいて、アカムツは産卵でスルメイカのポイントに入ってくるそうで、1度で2度、3度美味しい釣りができる季節だそうです。
鴨川沖のスルメイカのパターンも学べたので、次回はスルメイカを専門に狙ってみたいと思いました。