1 この記事の概要について
館山市の船形港の若鈴丸さんでのヒラマサキャスティング釣行記事です。
当日は、ヒラマサキャスティングで水深10m~20m前後の水深を、ジギングで水深40m程の場所を狙いました。
1日の大半がキャスティングで、潮止まりの時期に沖に出てジギング等をするような状況でした。
2 使用したタックルについて
【キャスティングタックル①】
〇 竿:ダイワ ソルティガ キャスティングヒラマサ C78(20年程前に買ったヒラマサ竿)
〇 リール:シマノ 25ステラSW14000XG
〇 道糸:PE5号400m、リーダー:ナイロン100LB 1.5m
〇 プラグ:別注ヒラマサ190F(クリア)
【キャスティングタックル②】
〇 竿:CODE スロースキップ
〇 リール:シマノ 25ステラSW8000XG
〇 道糸:PE3号400m、リーダー:ナイロン50LB 1.5m
〇 プラグ:別注ヒラマサ160F(ピンク)
【タイラバタックル(スピニング)】
〇 竿:剛樹 カスタム仕様のスピニングロッド
〇 リール:ダイワ 23ソルティガ 5000P
〇 道糸:PE1.2号600m、リーダー:フロロ4号4m
〇 ビンビン玉 スライド タングステン120g~195g
【ジギングタックル(ベイト)】
〇 竿:タカミテクノス MOZ 636SBG(ダブルフットモデル)
〇 リール:ブルーヘブンL80PSG
〇 道糸:PE2号1000m、リーダー:フロロ8号4m
〇 ジグ:スパイV180~200g
【ジギングタックル(スピニング①)】
〇 竿:リップルフィッシャー SELFISH NS614
〇 リール:シマノ 25ステラSW8000HG
〇 道糸:PE3号400m、リーダー:フロロ12号4m
〇 ジグ:鉄ジグ 145~175g
【ジギングタックル(スピニング②)】
〇 竿:MCワークス ダブルトラップ642PS
〇 リール:25ソルティガ 14000P
〇 道糸:PE4号400m、リーダー:フロロ16号
3 釣行当日の状況について
10月26日、今回は、館山の若鈴丸さん(https://fishing.wakasuzu.com/)にてヒラマサキャスティング釣行でした。
当日は、4時30分に館山市の船形漁港に集合し、それから出港し、50分程走ってポイントに到着となりました。
今回はディープタイラバということで予約していたのですが、その前日に6名キャンセルが出て、ヒラマサキャスティングなら出れそうということで、関東の道具はまだ十分に準備できていなかったので、不十分な準備のままとりあえずどういうところか体験しようかなというぐらいの感じで行きました。
到着したポイントは見慣れた場所で、いつもムロアジを使ったカンパチの泳がせをする場所でした。
いつもの泳がせの場所より水深はさらに浅く、水深10m前後でした。
長崎でも流石にこの水深のところは沖磯からのショアジギングやプラッギングでしかやったことがなく、初めての経験でした。
九州と同じようにダイビングペンシルでの誘いをしていたものの、どうにも反応が良くなく、船長からこちらの地域はある程度泳がせてから止める、それからまた泳がせての繰り返しのスイミングで食わせるのが一番良いとのアドバイスをいただきました。
同船者の方は常連さんで、この海域での誘い出しの方法に慣れていて非常に参考になりました。
当たりがなくある程度時間が経ち、ミヨシの常連さんにヒットし、見てみるとシイラが上がっていました。
青物らしき魚が追い掛けてきたこともあったそうですが、ヒットはしなかったようでした。
あまりに当たりがないので沖に出てジギングをということで水深が40m程のところに移動してきて、とりあえず様子見でスロージギング用のタックルでやってみるとフォールで何かがヒットしました。
最初は青物かなと思っていると走られて止まり、イシナギにしては水深浅いからまずないなと思い、やはりサメかと思って上げて来ると、案の定のキハダマグロの時にマグロを齧りに来るサメでした。
針は背びれにかかっており、外れそうにないのでギャフでジグを引っ掛けて切ってもらおうとしましたが、上手くかからず、その後、リーダーが切れて帰っていきました。
当日は、キャスティングの場所でもシュモクザメがたくさん泳いでいて、昔長崎にいた頃のアジ曽根や樺島等で見た4m程のホホジロザメを思い出しました。
キャスティングをしていてシュモクザメの前をプラグが通りかかった時は追いかけて来たので非常に肝が冷えました。(以前長崎にいた頃にホホジロザメを遊び半分でプラグで狙うアホな同船者がおり、巻き込まれて非常に怖い経験をしたため。)
ジギングの場所でも潮が全く動いておらず、タイラバにも何も反応がなく、仕方なくまたもとのキャスティングポイントに戻ってきました。
しばらくするとミヨシの常連さんに本命らしき当たりが来て、やり取りが始まりしばらくするとメインラインからブレイクしていました。
船長に聞くと、この場所は高根があり、かつ水深が8mしかないので掛かっても非常に取るのが難しいとのことでした。
それを聞いて、PE8号にしようが10号にしようが、瀬ずれでメインが切れるのならショアGTをやる際に使うスペーサー入れたベイトタックルのシステムの方が良さそうだなと思いました。
また、ヒットパターンもスキッピングが良いそうで、ヒラマサを掛けた常連さんも別注ヒラマサの190Fでスキッピングで掛けたそうで、このような釣り方もあるんだなと非常に勉強になりました。
同じようにやってみると、魚が出て来てヒットしたものの、非常に軽いと思い寄せてみると、初めてのツムブリでした。
2キロあるかないかぐらいのものでしたが、意外と丸々としており、お土産にしました。
その後も同じようにやっているとダツが連続でヒットしてきて、磯でヒラスズキを狙っている時によく釣れてきたなぁと感慨深かったです。
当日は潮が悪く、釣果も芳しくはありませんでしたが、南房のヒラマサキャスティングについて勉強ができ非常に有意義な釣行でした。
また、初めてのツムブリが釣れて嬉しかったです。
ライトな道具は持って行ったものの、流石に10キロ超が頻繁にかかりそうな場所ではちょっときついかなと感じました。
次回はベイトキャスティングタックルを使ってこの非常に難しいポイントで本命のヒラマサをキャッチしたいです。
この海域ではヤマリアのレガードの16センチ~19センチのプラグが一番良く、他に別注ヒラマサやヤマリアのラピード等が良いそうです。
カーペンターのブルーフィッシュはこの海域でも良いそうですが、流石にラインブレイクすると被害が大きいので投入はしたくないところです。
若鈴丸さんは船長が非常にヒラマサキャスティングへの知識や経験が深く、ポイントを熟知しており、流し方も非常に上手でした。
またアクセスも高速道路からとても近く、非常に便利でした。
道具立てとしては、基本的にはキャスティングがメインになるので、ジギング道具等はほぼ使わないぐらいで考えた方が良さそうです。





