
英語ができない人でもできますが、翻訳ソフトで手間を削減しても最終的には人間の手で修正が必要です。
なお、この海外向けの電子書籍出版をすると英語力が格段に上がりますので、TOEICとかの勉強をするよりは個人的にお勧めです。
アドビのソフトのインデザインを使うところまでは要領は概ね日本語版と同じですが。
原稿を作る際に、日本語と英語版の二つを作る必要があります。
翻訳についてですが、一応私自身は人並みに英語ができるのですが、いちいち翻訳して入力すると非常に手間がかかるため、Googleの翻訳を使用しました。
翻訳用のポケトークも検討しましたが、別にしゃべるわけでもないし、電子辞書があれば、たいていの英文は作れるので購入しませんでした。
やり方としては一文毎に翻訳していき、一旦すべて英語の原稿を作ったならば、それを添削していく必要があります。
どうしても英語が苦手な人は変な英文になったところはわかりやすい日本語に区切ると正確に自分の意図した英文に翻訳してくれます。
完璧な英文を求める必要はなく、まず大切なのは本を概ね完成させるということで、どうしても気になるところは最後のインデザインに落とし込み、最終確認までに直せば良いです。
なお、インデザインはデフォルト設定では、日本語及び英語に対応しているのでメタデータをいじる必要はありませんので、そのまま作成して良いです。
電子辞書は絶対に必要です。
紙の辞書では圧倒的に調べるのが遅いので、時間がかかります。値段は高くてもカシオのエクスワードが良いです。
余談ですが、英語の学習に特化したエクスワードライズは英語の能力を非常に効率的に上げられるのでお勧めです。(中国語版も欲しいのですが、まだ出てないです。)
アメリカのアマゾンで販売する際に、税金の証明関係の記載欄が出てきますが、
この番号はマイナンバーの番号で大丈夫です。
マイナンバーを入力するだけで、アメリカでの手続きは不要です。
初めて電子書籍出版をしたのがいきなりアメリカ向けの本だったのでハードルは高かったですが、いろいろと得るものがあり、取り組んで良かったと感じました。
日本だけでなく海外でも自分の本が読まれるようになると嬉しいと思いますが、なかなかまだ電子書籍出版自体が普及していないのか、売り上げを期待するのはあまりお勧めしません。